2021.12.13
11月の室内装飾
11月の室内装飾のテーマは「七五三」で、千歳飴、榊、髪飾りを飾っていました。
七五三の由来には諸説ありますが、平安時代の頃から宮中で行われていた3つの儀式が基になっているそうです。
現代に比べて医療の発達が未熟で衛生面も良くなかった昔は、子どもの死亡率がとても高く「7歳までは神のうち(神の子)」として扱われ、7歳になって初人として一人前であると認められていました。
それゆえ、子どもが無事に育つことは大きな喜びであり、親として健やかな成長を願わずにはいられないものでした。
3歳、5歳、7歳の節目に成長を神様に感謝し、お祝いをしたことが七五三の由来とされており、やがて江戸時代に現代の七五三の原型として、武家や商人の間に広まったと言われています。
それが明治時代には「七五三」と呼ばれて庶民にも広まり、大正時代以降に現在のような形が出来上がったとされる説が有力です。
子どもたちと一緒に見てみました。
髪飾りの見慣れない形やきらきらして揺れるところに興味を示し、触って感触を確かめたり、振って音が鳴ることに気づいて鳴らしてみる姿がありました。保育者が頭につけるものだということを伝えると、自分の頭につけてみようとしていました。千歳飴を包み紙から出してラップの上から触り、甘い匂いがしたのか食べ物だとわかって口まで持っていこうとする姿もありましたよ。
そら組は、千歳飴の袋に載っているものをじっくり見ていたので、保育者が「着物着てるね」「鶴や亀は縁起がいいんだよ」と話すと「なんで?」と疑問に感じていたようで、やり取りの中で興味・関心が深まっていました。保育者が髪飾りの用途を示して髪の毛に挿すと、嬉しそうな表情を見せていました。
七五三に行ったことを思い出し、「〇〇色の着物着たんだよ」と教えてくれました。お参りの時の様子を簡単に話していて、室内装飾と自分の経験が結びついていったようです。子どもの健やかな成長を願う大切な行事を、これからも大切にしていきたいですね。
日中暖かく感じられることもありますが、朝晩でかなり冷え込むようになりましたね。
寒暖差があるため、調整しやすく、着脱しやすい服装のご用意をお願いいたします。
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「みんなの頭の上にあるものは何?」
エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、
「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで
その謎が明かされてゆく…。
プライムスター保育園グループの
保育ショートムービー第二弾!
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