2021.12.15
【そら組】遊びの様子
今週は、そら組の遊びの様子をお伝えしたいと思います。
子ども達にとって遊びは『観察、実験、研究、調査』です。一人ひとりの発達に合わせて子ども達がやりたいことを尊重しながら遊びの環境を設定しています。0〜2歳の時に愛着形成が出来た大人との関わりの中で、興味を持った対象物に一緒に触れたり、満足するまで遊ぶことがとても重要です。満足するまで遊ぶことを繰り返し、その物の性質や仕組み、不思議さや面白さに子ども自身が気付いていきます。
えのぐ遊びでは、手で触れて感触を確かめたり、様々な色を見て視覚的に楽しんだり、筆や道具を使ってみたり、五感を使って試行錯誤しています。
試している中で、「こうしたらどうなるのだろう」と自然と生まれる疑問を子ども達はさらに試していきます。そして、「色が変わったよ」「重ねたらこんな色になるんだね」「だんだん絵具が薄くなってきた」「〇〇ちゃんみたいにやってみたいな」というような様々な発見や気づきが積み重なり新しい気づきが生まれています。
この2枚の写真を見ていくと、この子の心の声が聞こえてきそうですよね。このような子ども達の心の声に気づくことや寄り添うことを大切にしています。
のりを使った遊びの中でも、沢山の発見があります。最初はのりを触ることにも抵抗がある子もいます。見たり、触れたり、試して行くうちに、のりってどんなものかを子ども達が理解し、今は折り紙をちぎってのりをつけて貼るということに楽しさを感じているようです。手が汚れたらすぐに拭けるように手を拭くタオルも用意しています。1枚の折り紙に対してたっぷりののりを付けている様子も見守りながら、子ども達が十分に試すことが出来るような環境を大切にしています。最初から「こんなに付けたらベタベタになっちゃうよ」と声を掛けてしまうことは、子ども達の実験や研究が制限されてしまいますね。
子ども達が五感を使って試行錯誤できる遊びを見守っていきたいと思います。
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「みんなの頭の上にあるものは何?」
エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、
「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで
その謎が明かされてゆく…。
プライムスター保育園グループの
保育ショートムービー第二弾!
♡ハートの種明かし♡
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