2021.10.26
☆10月室内装飾☆
季節は巡って「実りの秋」ですね。春、夏を経て、子どもたちも一回り大きく成長したように見える今日この頃です。
今回のテーマ
~十三夜~
お花:すすき・萩
月見団子
十三夜は旧暦の9月13日~14日の夜を言います。十五夜が中国伝来の風習であるのに対し、十三夜は日本で始まった風習です。十五夜では月の神様に豊作を願いますが、十三夜は稲の収穫を終える地域も多いことから、秋の収穫に感謝しながら、美しい月を愛でます。
満月より少し欠けた十三夜の月はこれから満ちる月であり、縁起が良いとされています。十三夜の月は十五夜の月の次に美しい月と言われており、完全な物よりも不完全なものを美しいとする日本独特の文化によって生まれた風習です。
すすき
作物や子孫の繁栄を見守ってくださる月の神様の「依り代」と考えられます。また、ススキの鋭い切り口が魔除けになるとされています。
月見団子
収穫に感謝を込めて、お米の粉で作ったお団子をお供えしたのがはじまりと言われています。
(ほし組)
「お月見団子見に行こうか」と声を掛けて廊下に出ました。そして、装飾が目に入ると驚いた顔をして指さしていましたよ。月見団子に興味津々の子もいれば、萩の花と月見団子を交互に触っている子もいました。以前は触ったり見たりするだけでしたが「これは?」と保育者に尋ねる姿がみられました。
(つき組)
飾ってある月見団子をみて団子が積んであるのがすごいと感じたのか「すごい」と言っていたり、萩の花やすすきを触ったりしていました。階段の前に飾ってあったので階段を椅子代わりにして座り見ている姿がお月見をしているみたいでした。
(そら組)
すすきに触れる機会がないからか、ゆっくりなでていて「ふわふわだ」とその感触を感じている様子でした。すすきの背が高いので子どもたちは見上げていました。
「お団子を見に行こう」と声を掛け「なにいろかな?」と想像していて「ん…あか!」と予想して向かったものの、行ってみると赤色の団子はありませんでした。でも、似た色のピンクの萩の花が真っ先に目に入り予想した赤色(実際にはピンクです)があって嬉しそうにしていました。
室内装飾ではその季節に合わせて草花や伝統行事にまつわるものを展示し、子どもたちや保護者の方と一緒に見て頂ける環境をつくっています。見たり、触れたり、匂いを嗅いだりなど五感を使い、日本の伝統文化や自然に親しみ感性を豊かにすることをねらいとしています。時間があるときには、登園・降園の際に一緒に見て、季節や日本の伝統的な文化を感じて頂ければと思います。
当保育園グループのPV(ショートムービー)を製作しました。
『プライムスター保育園 動画』で検索してみて下さい!
当園の先生方やプライムスター保育園の園児さんも多数出演していますので是非ご覧ください。
動画名【子どものゆいと30歳のゆい】
企画《プライムスター保育園グループ》
プライムスター保育園 リトルスター保育園 ファーストスター保育園
監督・脚本:酒井靖之
主演者:石黒エレナ 井上果歩 三田佳奈 遠藤みのん
作曲:江藤雅樹
歌:楠美月
製作:株式会社アーツテック