2021.09.02
トウモロコシの皮むき
厳しい暑さが続いた8月もあっという間に過ぎ、夏の終わりを感じる頃となりました。8月の給食の献立では、旬の食材を使ったメニューが沢山ありました。夏野菜は栄養価が高く疲労を回復して体の免疫力を高める働きがあり、夏バテ予防や改善に効果が期待できるそうです。
先日はおやつにトウモロコシが出ました。そこでつき組ではトウモロコシの皮むきに挑戦してみました。
保育者が皮が付いたままのトウモロコシをお部屋に持って行くと「これ何?」と興味を示して質問していました。給食に出るトウモロコシとは見た目が違い、「トウモロコシだよ」とお話ししてみましたが不思議そうな表情を浮かべ、子ども達の中で一致していない様子でした。
そこで、図鑑を取り出しトウモロコシのページを一緒に見ながら「この中にトウモロコシが入っているかな」とお話ししてみると何か納得したような反応を見せ、皮を剥きはじめていました。

トウモロコシのひげに触ってみると慣れない感触に少し困った表情を見せる子もいました。皮を剥くのは思ったよりも力が必要です。腕や手にグッと力を入れて剥きます。とても真剣な表情ですね。


力を入れるとトウモロコシが動いてしまい思うように剥けず苦戦する子もいます。「こっちの手で押さえてみると剥きやすいかも」と提案してみると、反対の手を添えて剥き「できた」と嬉しそうな様子でした。


ついに中からトウモロコシが出てきました。「黄色が出てきた!!」と嬉しそうな声が聞こえてきます。剥けたトウモロコシを撫でたり触ったり観察したりする中で「つぶつぶだね」「固いね」など沢山の呟きが聞こえてきました。


おやつの時間になるとトウモロコシを見て、「皮剥いたよね!」と皮むきの経験を思い出していました。実際にトウモロコシに触れ、経験したことで食への意欲にも繋がったようです。食を営む力を育む中で、見て、触れて、味わうという子ども達にとって素敵な経験になりました。
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