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2021.09.03

【つき組】パンツへの移行

 9月に入り、まだ夏の名残はあるものの、雨の日は肌寒さを感じるようにもなりました。

 

 今週はつき組の子どもたちの様子をお伝えしたいと思います。

 

 1歳児ごろになると、「自分で」という意欲が高まり、身の回りのことに興味を持って取り組んだり、言葉で自分の思いを伝える姿が少しずつ増えていきます。

 脳も発達し、大脳皮質によって膀胱などが制御されるようになることで、排泄の予告や自立が進むようになるのもこの時期です。

 

 日々保育者の模倣を通して生活習慣を身に着けているつき組の子どもたちですが、トイレへの探索などの経験も重ね、少しずつパンツへの移行も個別に進めています。

 

 水道に触れたりトイレの水を流したりといった探索から始まり、トイレでのオムツ替えを習慣化していったことで、今では保育者がオムツを取り出したり、他児が保育者と一緒にトイレに行く姿を見ると、積極的に自分も行こうとすることが増えてきました。

 

「〇〇くんも行く?」「一緒に行こうね」と保育者が思いに寄り添うことで、嬉しそうにトイレに向かっています。

 

トイレに座ることにも慣れてきました。排泄の感覚がわかり、オムツを脱いで座ると排尿が見られることもあります。大げさにほめるのではなく、「すっきりしたね」と心地よさを感じられるよう共感することを大切にしています。
排尿に成功することだけではなく、トイレに行く動線を理解したり、ズボンの着脱や排泄後の始末、手洗いなどの一連の流れが身につくことも含めて、「排泄の自立」です。子どもたちが自ら取り組む姿を見守り、時間をたっぷり確保しています。
手を洗った後はペーパータオルで手を拭き、ごみ箱に捨てる流れも身についてきました。清潔にする心地よさを感じているようで、排泄の後だけではなく生活の中で自ら「てあらう」と伝えてくれることも増えてきています。

 

 排泄の自立は、一朝一夕にできるようになるものではなく、長い目で見守り、援助していくことが必要になります。

 

 脳や身体機能の発達、個性に合わせて取り組むとともに、安心して自立できる環境設定や大人の関わり方など、様々な配慮点がありますので、ご家庭とも共有し、子どもたちが安心して取り組むことができるよう連携していきたいと思っています。

 

 今後パンツへの移行を進めていくうえで、何かわからないことや不安なことなどありましたら、お気軽に担任までお声掛けください。

 

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