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2021.07.16

【7月装飾】七夕

 梅雨がようやく明け、少しずつ夏めいてきましたね。

 

 今回は、先日飾った7月の装飾についてご紹介します。

 今月の装飾は、7月7日の七夕にちなんで「笹の葉」と「星映しの器」を飾りました。

 

笹の葉・星映しの器

 

「たなばた」と呼ばれるこの日ですが、五節句のうちのひとつで、「七夕(しちせき)の節句」とも言います。

 織姫が「機織りの名人」であったことにあやかり、機織りや縫製、芸事などが「上達しますように」と願う日でしたが、近代では様々な願い事を短冊に書くようになりました。

 願い事を書いた短冊を飾る笹の葉は、古来より神聖なものとして神事でも扱われています。

 また、星映しの器は、水をはった器に織姫と彦星の二つの星が映すことで願いが叶うとされています。

 素敵な風習ですね。

 

 ゆめ組さんに笹の葉を持っていくと、子どもたちが折り紙などを使って七夕飾りを作ってくれました。

 

折り紙を細長く切ったものをのりで繋げて、「輪つなぎ」をたくさん作っていました。飾り付ける表情は真剣です。七夕飾りにはひとつひとつ意味があり、輪つなぎにも「願いが消えずにつながっていきますように」「良い人との縁が続いていきますように」という願いがあるようです。

 

次々に願い事が浮かんでくるようで、何枚も手に取って楽しそうに願い事を書いていました。毎日の生活の中で文字に触れ、自ら書こうとする姿が見られていたので、この時もすらすらと願い事を文字にしていました。

 

  朝の会や帰りの会で「七夕」について保育者が伝えていたことで、興味を持っていた他のクラスの子どもたちも、 ゆめ組の子どもたちが七夕飾りを作っている姿を見て「お願い事書きたい!」と保育者に伝えていました。 

 

 まだ字が書けない子も、五十音表を見て一生懸命書こうとしたり、保育者に尋ねたりしながら、真剣に願い事を書いていましたよ。

 

子どもたちが作った色鮮やかな輪つなぎや短冊が飾られ、笹の葉もにぎやかなものになりました。「おじいちゃんおばあちゃんにあえますように」「すてきなおねえさんになれますように」と素敵な願い事がたくさんつるされていましたよ。「叶うといいな」と願わずにはいられませんね。

 

 月の満ち欠けを基準にする陰暦を用いていた時代は、季節の節目が暦を作るうえでとても重要なものだったそうです。

 

 日本古来の人たちが大切にしていた四季折々の行事を、今後も丁寧に子どもたちに伝えていきたいと思います。

 

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