５月の室内装飾のテーマは「小満」しょうまんです。

小満とは「日の光が強まり、万物が成長し、天地に満ち始めるころ」という意味があります。

昨年の秋に蒔いた麦の穂が育ち、「ほっとひと安心する」ことから「小さな満足=小満」となったと言われています。

上昇する気温に合わせ、あらゆる生命がすくすくと成長していき、この時期に田植えの準備を始める頃でもあり、西日本では「走り梅雨」がみられる頃です。

また、「走り梅雨」とは本格的な梅雨を目前にし、先走るようにぐずつく天候のことを指します。晴れた日が続き、その後梅雨入りとなります。

展示物は田植えの写真とあそびの森で採集したツバキと菖蒲です。

送迎時に「お花きれいだね」や「素敵だね」と保護者の方と子どもたちと言葉のやりとりするお声もあり、一緒に季節の植物に触れる姿が見られました。

子どもたちは手に触れ、匂いや感触に興味を示していました。田植えの写真では保育者と日頃食べているご飯の苗と話し図鑑で調べながら関心を抱いていましたよ。

室内装飾では日本の美しい四季や自然物、伝統文化や行事に親しみを抱いたり、五感で感じ触れる機会を設けています。

子どもたちに本物に触れることを大切に共に共感していけたらと思いますので、送迎時には子どもたちとご覧になって見て下さいね。

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