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2021.05.14

あそびの森

 今回はあそびの森についてご紹介します。

 

 今年度から、3歳児さんは週に1回、4・5歳児さんは週に2回、あそびの森で過ごすことができるよう設定しています。

 既製品がほとんどなく、木々や草花、虫などの自然物にあふれているあそびの森は、子どもたちにとっても特別な場所です。

 

水や土、シャベルや棒など、様々な自然物や道具を思い切り使うことができ、夢中になって遊んでいます。最初はうまく使えなかった道具も、経験を重ねるなかで徐々に使い方が分かってきました。
植物が重なり合ってできているふかふかとした不思議な感触の足場は、「トランポリンみたい」と大人気です。
最初は丸太を抱えて運ぼうとしていましたが、持つよりも転がしたほうが運びやすいことに気付きました。自分で考え、気づいたことで、積極的にあそびを展開していきます。
身近な大人の姿や絵本の内容を思い出しながら、 草花や小石、お水などを様々な食材に見立てて、 料理の場面を再現しています。
「お水をお皿に入れたい」と考えて挑戦してみましたが、ちょっとこぼれてしまいました。平たいお皿だとこぼれやすかったり、「調度いい量」というものがあることに気付いていくための大切な経験です。
年長のお姉さんたちのあそびを見て模倣したり、年下の子どもたちにやり方を教えてあげたり、異年齢同士の交流の中で、「憧れ」や「思いやり」といった感情を味わう経験も重ねています。
同じ目的を持って遊んでいたお友達と、何かを発見したようです。驚きや面白さを共有して心を通わせる経験のなかで、誰かと一緒に居ることの喜びや人と繋がる嬉しさを感じています。
少し勇気が必要な木登りも、保育者の姿を確認しながら安心して挑戦しています。自分の身体の動かし方やバランスのとり方、次にどこを掴めば上ることができるかといったことを考えながら、頭も身体も同時に使って遊んでいます。

 

 子どもたちが何気なく触れている草花や虫たちは、自然界で生きていくために様々な特性を持っています。

 

「お花はいい匂いがするけど、ひとつひとつ匂いが違う」「寒いときは虫がいなかったのに、温かくなってきたら増えてきた」などの発見を繰り返していく中で、その仕組みの不思議さや美しさ、自然の大きさといったものに心が揺り動かされ、子どもたちの感性や思考は豊かに育まれていきます。

 

 テレビや動画などで間接的に経験する機会が増えている現代では、こうした自然物に直接触れて心が動かされ、誰かと共有する経験こそ、大切にしていきたいですね。

 ご家庭でもぜひ、登降園時の道のりや、戸外で過ごす際に、お子様と一緒に自然を感じてみてください。

 

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