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2020.08.12

8月の装飾~お盆~

 毎日厳しい暑さが続いており、体に負担がかかる日も多くなっていますね。園では、熱中症対策として、室内の温度管理や、こまめな水分補給等を促しながら保育を行っています。これからも、子どもたちの体調に十分に配慮しながら保育を行っていきたいと思います。

 さて、今回は8月の行事の一つである「お盆」についてご紹介したいと思います。

お盆とは、ご先祖さまの霊をまつり、お迎えして感謝の気持ちを伝える日です。お盆の時期は地方によって異なることもあるそうです。一般的に8月(8月13日〜16日)に行われるところが多く、東京など関東圏の一部では7月(7月13日〜16日)に行われているそうですよ。8月のお盆は月遅れのお盆(旧盆)と言われ、 東京と地方とで盆の時期をずらすことで、家族や親戚が集まりやすく、みんなでゆっくりご先祖さまの供養ができることから、8月のお盆が一般化したと言われているそうです 。

 また、お盆の日には、茄子やきゅうり、ほうずきを飾ります。その意味として、ご先祖さまがお空から来る時のために、キュウリで作った精霊馬を、そしてご先祖さまが帰る時のために、ナスで作った精霊牛を用意するそうです。 キュウリの精霊馬には、「少しでも早くお迎えできるように」という意味があり、ナスの精霊牛には「ゆっくりと帰れるように」という意味があるそうです。また、ほおずきは提灯に見立てられており、ご先祖様の霊が迷わずに帰れるようにとの願いが込められています。

   子どもたちには少し難しい風習ですが、この機会にご先祖様の存在を知り、大切にするという気持ちがこの装飾を通して子ども達に伝わるといいなと思います。