長い連休が明けて5月になりましたね。

久しぶりに子ども達の元気な姿を見ることが出来て嬉しく思います。

今月の室内装飾は「端午の節句」をテーマとし、兜・三宝・花菖蒲を飾っています。

5月5日は、中国古来では魔除けをする日でした。

その時期に盛りを迎える菖蒲は、葉から出る強い香りが、健康を保ち邪気を祓う力があると信じられていました。

江戸時代へ入り、勢力の中心が貴族→武家へ移るとともに「菖蒲」＝「尚武」（武を尊ぶこと）となり、男の子の無事・成長を願う行事となったと言われています。

装飾が変わったことに気が付いた子ども達は、花菖蒲の匂いを嗅いでみたり、兜を被ってみたりしながら親しんでいました。

様々な文化や草花等に触れながら、子どもの感受性や言葉による表現が豊かになっていくことを願っています。

これからも、季節や行事にちなんだものを飾っていく予定です。

お時間のある時に、ぜひお子さんと一緒に見てみて下さいね。