NEWS

お知らせ

View More

2020.11.20

11月の装飾~新嘗祭~

11月の装飾のテーマは、新嘗祭です。

11月23日は、“勤労感謝の日”で国民の祝日となっていますね。では、11月23日に行われる“新嘗祭”という行事をご存知でしょうか?

新嘗祭とは、全国の神社等で行われる秋のお祭りのことで、その年に収穫された新穀を神様にお供えし、収穫への感謝を伝える行事です。

今回は、そんな新嘗祭のお供え物をイメージした装飾で、“お米”、“さつまいも”、“だいこん”、“おはぎ(あずき)”と旬な食材を飾っています。

子どもたちも、普段馴染みの深い食材が並んでいる為、目にすると指をさして保育者に知らせたり、興味深く観察したりする姿が見られました。

戸外遊び前に通りかかったそら組さん(2歳児)は、『これ何?』と興味深々な様子。実際に触ってみると『さつまいもは、硬いんだね』、『(だいこんの)葉っぱは柔らかいよ』と感触の違いを確かめていましたよ。

また、実際に持ってみると『重いんだね!』と、新たな発見もあったようです。お部屋に戻った後も『だいこん、どうなるんだろう?』、『あんこのやつは何?』と、気にする様子もみられ興味がさらに広がっていったようです。

今私たちが食べている食材には、それぞれに作る人や料理してくれる人がいます。そして、食物が育つには日の光や水、土といった自然の恵みも必要です。

私たちが普段何気なくしている『いただきます』という挨拶は、食材の命を“いただく”ということや、作ってくれた方への感謝の気持ちが込められています。

子どもたちが食べている給食も農家の人や、調理師等が愛情を込めて作っていることを、保育者が伝えたり調理室に実際に作っているところを見学に行くことを通して、たくさんの人が関わっていることを知ってもらえればと思っています。