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2019.11.27

11月の室内装飾

今月の室内装飾のテーマは『七五三』でした。

子どもたちの成長過程を無事過ぎることのお祝いと厄除けの行事である七五三。

医療の発達していない時代には「七歳までは神の子」という言葉があったほど、子どもが亡くなってしまうことが多くありました。

中世以来、子どもの成長のお祝いとして、宮中の公家、武家で行われていた男女三歳の髪置、男児五歳の袴着、女児七歳の帯解の儀式にちなみ、扇、袴、箱せこ、髪飾り等、身に着けるものを主に飾りつけます。

赤飯を見るなり、「ごはん!ごはん!」と嬉しそうな子どもたち。よく知っているご飯は白色ですが…「ピンク…?」「ちゃいろのごはん?」と、不思議そうに色の違いについて言葉にしたり、小豆が入っていることに気付いて「これ、なあに?」と少し指で触ってみたりする姿がありました。

榊は「はっぱ!」と言ってちぎってみたり、ままごと用のコップに入れて手に持ちながら匂いを嗅いでみたりしました。

どこのクラスも、赤飯に入っている小豆に興味津々で、つまんで半分に割ったり、顔に近づけてじっくりと見つめたり、「『おもちのきもち』にでてくる、あんこといっしょだね」と、絵本を持ってきてしみじみと見比べる姿もありました。

これからも、日々の保育の中で子どもたちの成長を見守りながら、一人ひとりが健やかに育っていくことを願っています。