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2020.04.23

育ての心

新型コロナウイルス感染症拡大により引き続き職員・ご家族・お子様の体調面の把握や身の回りの消毒・小まめな換気・3密を防いだ取り組みを行っています。

何か変わったことがありましたらいつでもご連絡下さい。

さて、今週は以前園だよりの「保育格闘コラム」でも紹介にあった倉橋惣三の「育ての心」についてお話しできたらと思います。

倉橋惣三とは大正初期~第二次世界大戦後にかけて活躍した幼児教育の研究をしていた方です。その倉橋惣三が書いた著者が「育ての心」です。育ての心の中には保育に関しての名言や子どもを育てる立場や関わる人すべてに届けたい言葉や文面が記されています。

子育てする中で、子どもとどう向き合えば良いか・子どもは何を訴えているのか・どんな気持ちだったのか悩んだり、考えても答えが出ない時もあるかと思います。

育ての心を読む中で、日々の保育を振り返ったり反省すべき点に気づかせてくれる一冊でもあり職員とも話題にでることもあります。

育ての心の中で印象に残る言葉を共有できたらと思います。

~自ら育つものを育たせようとする心 それが育ての心である~

育ての心。そこに何の強要もない。無理もない。育つものの大きな力を信頼し、敬重ししてその発達の途にしたがい発達を遂げしめようとする。

役目でもなく、義務でもなく、誰の心にも動く真情である。

〇育ての心は相手を育てるばかりではない。

それによって自分も育てられてゆくのである。

我が子を育てて自ら育つ親。

子等の心を育てて自らの心を育つ教育者。

育ての心は子どものためばかりではない。

親と教育者を育てる心である。

長くなりましたが子どもを育てる中で、日々どんな心で子どもと向き合っているのかと考えていきたいな思う言葉でした。 今後も気になる言葉がありましたらお伝えしていきたいと思います。