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2020.04.17

クラスのすがた

  4月も新年度から早半月が経ちましたね。登園自粛のご協力や保育園運営にご理解下さり、ありがとうございます。初めての環境にも保育者と毎日生活する中で少しずつ慣れ、楽しさを感じてきている子どもたち。4月当初の子どもたちの多くは新しい環境に期待しつつも、不安があり中々思いを表に出したくても表出することを難しく感じたことでしょう。新しいことに挑戦することは私たち大人でも物怖じしてしまうことがあることと思います。その思いを十分に汲み取って子どもたちに丁寧に関わっていくことを意識して過ごして参りました。

 すると、徐々に子どもたちの様子に変化がみられるようになり私たちも心から嬉しく思っています。つき組(1歳)さんのクラスでは担任の顔を見て笑顔を見せたり、喃語や単語を話し、その言葉を保育者に受け止めてもらうと嬉しそうな表情を浮かべ、安心して遊びこむことができるようになったりと、環境に少しずつ慣れてきている姿が見られます。そら組(2歳)さんは、初めての粘土の感触に触れた喜びを保育者に伝えたり、おままごとでごっこ遊びに夢中になっている姿も見られていますよ。話せる言葉がだんだんと増えてきて、お友達や保育者とのやりとりを聞いていると本当に愛らしく感じます。にじ組(3歳)さん、ひかり組(4歳)さんは、合同保育を行いながらそれぞれが自由に遊びを展開させています。また、ひかり組さんがにじ組さんのお友達に対してお世話をする姿が見られたり、にじ組さんがひかり組さんのお友達に甘えて行ったりと両者が満足して遊ぶ姿に心が温かくなります。異年齢児同士の関わり合いの中で人と触れ合うことが楽しいと感じ始めている4歳児と、他者への興味が高まり年長への憧れも感じている3歳児の姿があり、生活や遊びの中で人との関わり合いの楽しさに気づいていくのだなと感じました。そして、まだ環境に慣れず不安な思いを抱えている子の姿もしっかりと受け止め、今後も一人ひとりに寄り添った丁寧な関わりをしていきたいと思います。