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2020.12.15

ほし組 指先を使って遊ぶ

 

今回も、ほし組さんの様子をお伝えしたいと思います。

 

遊びの中で、手や指先を使ったり、試行錯誤したりする姿が多く見られるようになりました。

ままごとのタッパー。

少し前までは、フタを開けられなくて、”開けて!”とアピールしながら保育者に手渡すことが多かったのですが、

最近は、両手で持って、指先でフタの端っこをつまんでみたり、向きを変えてみたり、フタの4つの角を順番に引っ張ってみたり…と、じっくり集中して自分で開けようとする姿が見られるようになりました。

 

開けることができると、保育者と目を合わせて笑ったり、自分でパチパチと拍手したり、

なかなか開けられないと、悔しそうな表情をしたり「んーー!!」と声を出して怒ったり、もどかしさも感じている姿があります。

 

赤ちゃんの衣服のスナップボタンも、外したり留めようとしたりすることを繰り返し試行錯誤する姿が見られるようになりました。

プチプチッと外しては、”留めて”と保育者に手渡し、再びプチプチッと外し…。子どもたちが満足するまで、保育者も何度も何度もボタンを留めて渡します。

 

大人から見ると、同じことの繰り返しに見えてしまいがちですが、その1回1回が、子どもたちにとっては遊びであり、少しずつ異なる試行錯誤なのです。

 

スナップボタンを外す、ということに満足し、ひと段落すると、次は留めることもやってみようとしています。保育者がスナップボタンを留めている動作をじっと見て、同じようにやってみようとします。パチン、と留める瞬間には見えていないボタンの凹凸の部分を合わせるのが難しいのですが、何とかして自分で留めてみようとしています。

 

保育者は、そんな子どもたちの姿を、十分に試行錯誤できるように少し離れたところから見守ったり、その時の姿や声に応じて手を添えて一緒にやってみたりして関わっています。