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2026.05.09

【5月室内装飾】端午の節句

5月の室内装飾は、端午の節句をテーマに、折り紙で作った兜、菖蒲の花、こいのぼりを飾りました。

 

端午(たんご)の節句とは、五節句のひとつです。古代中国では、古くからの季節の変わり目の5月になると薬草である菖蒲酒を飲み、菖蒲を腰に下げるなどして、体の汚れをはらう厄除けの行事をしていました。この慣習が日本に伝わり、菖蒲が(尚武)に通じることから、武士の間で男の子の厄除けと健康を祈る行事として定着しました。

兜・・・兜や鎧は身を守る道具の象徴であり、男の子の健やかな成長を願って飾られるようになりました。

菖蒲・・・古くから邪気払いの力があるとされており、また、武道を重んじるという意味の「尚武」と読み方が同じであることから武士の間で縁起が良いとされてきました。

こいのぼり・・・「鯉」は流れの強い川でも元気に泳ぎ、滝も上るたくましい魚です。鯉のように、元気に大きくなることを願う意味が込められています。

 

ほし組では玄関にある装飾を見つけると手を伸ばしてみたり、じっと見つめたりする姿がありました。保育者と一緒に装飾に触れながら感触を確かめてみたり観察していきました。「これはこいのぼりだよ。」「お花はどんな匂いがするかな?」「紫色だね。」と子どもが見たり感じたことを言葉に置き換えながら関わっていきました。室内に貼ってあるこいのぼりの写真を指差す姿もありましたよ。発見を大切に行事に親しみを持つことができるように関わりました。

つき組の子どもたちは装飾に気が付くと「花!」「帽子?」「魚だね!」等と言葉にする姿がありました。折り紙の兜が帽子に見えたようで頭に被ってみようとする姿や、いつも被っている帽子を指差して「一緒!」等と感じたことを伝えていました。菖蒲の花は匂いを嗅いだり葉っぱにも触れて、五感を使って観察していました。こいのぼりや兜、菖蒲の花を飾る意味や端午の節句について分かりやすく伝え、日本の行事に親しみが持てるように関わりました。

行事食も「美味しいよ!」と保育者やお友だちに伝えながら食べていました!

 

そら組では、装飾を見つけると「こいのぼり!」「こいのぼりお家にあるよ!」「なんか丸いっぱい。」と伝えたいことや模様があることを自分たちの言葉で伝える姿が見られました。「これ、黒色だね。」「赤もあるよ。」と子どもの気づきに対して、「黒はお父さん、赤はお母さんなんだよ。」と伝えると「パパとママ?」「こいのぼりさん家族なの?」「仲良いね。」と伝える姿がありました。また、「強くて流れの速い川でも元気に泳いで滝を登れる鯉みたいに、元気に大きくなれるようにって気持ちが込められているんだよ。」と伝えると、「こいのぼりは泳ぐの速いの?」「どこ泳いでるのかな?」「こいのぼりさんすごいね!」と話す姿が見られました。

金色の折り紙で出来た兜を目にすると、「キラキラしてる!」「先生、これ何?」「三角形あるよ。」と感じたことを言葉にしてくれました。「これは兜だよ。昔の人が帽子みたいに被って、頭を守っていたんだよ。」と伝えると「被ってみる!」「どう?」「かっこいいね。」と自ら頭に乗せてみる姿もありました。次に菖蒲の花を見つけると、「お花綺麗!」と声に出し、興味を示していました。実際に茎や花びらに触れると「ツルツルしているね。」「匂いするよ。」「紫色だね。」と感じたことを自分なりに言葉にする姿がありました。

「葉っぱ、細長いね。」「茎は硬いんだね。」「紫色のお花だね。」と特徴を伝え共感しながら、子どもたちの興味が深まるようにやりとりを行いました。「菖蒲のお花には嬉しいことがたくさんありますようにと言う願いが込められていたり、悪いものから守ってくれる力があるって言われているんだよ。」と伝えると、「守ってくれるの?すごいね!」「お外でいっぱい遊べるね。」と話す子どもの姿がありました。子どもたちの行事や自然物への興味が深まるように関わっていきました。