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2020.12.11

ほし組 指先を使った遊び

今週はほし組の室内遊びについてご紹介します。最近は指先を使って遊ぶことが増えて、集中して一人遊びをすることが多くなってきました。手先の感覚が少しずつ発達してきたことで、手や指先の力を調整してそっと置いたり、力強く押し込んだりと様々な動きができるようになってきました。

絵本を指先を使ってしっかりめくっていますね。保育者のところに「読んで」と絵本を持ってくることが多いですが、自分でページをめくることも楽しいようです。自分でめくりながら「あ!」と言って絵本に指差しをしているため、「鳥さんがいたね」など共感する声掛けをし、一緒に絵本を読むことを楽しんでいます。

自分の周りに玩具を並べ、じっくり一人遊びをしています。れんげでフェルトやくるみをすくえるようになってきて、他の容器に移し替えて遊んでいることが多いです。様々な素材のものをすくうことで、どのようにしたらすくいやすいか、試行錯誤しながら遊んでいます。フェルトの色を揃えたり、数を用意することでその子の遊ぶスペースを守りながら遊びが発展していけるようにしており、集中して遊んでいるときは過度な声掛けは控えてじっくり遊べる環境を整えています。

チェーンをボトルの先の細いところに入れて遊んでいます。揺れるチェーンをよく見て、手を固定しながらそっと入れています。とても集中して行っていて、うまくできない時は声を出して保育者に援助を求めているため、側で見守りながら必要に応じて援助をしています。

 

1人が遊んでいると、他の子がそれを見て近くで模倣して遊び始めることが多く、友達の遊んでいる様子に強く興味を示しています。保育者や友達がしている遊びの模倣をしてみたい、という思いを尊重し、玩具を人数分用意したり一人ひとりが遊ぶスペースを確保するようにしています。今は、五感を使って試行錯誤しながらじっくり一人遊びをすることが大事な時期です。一人ひとりの興味に合わせて、満足するまで遊びこめるような環境作りや雰囲気作りを行っていきたいと思います。