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2020.11.27

そら組 ままごと遊び

今週はそら組さんのままごと遊びの様子についてお伝えします。10月のお弁当遠足の後からタッパーをお弁当に見立てて遊ぶことが増えました。タッパーに食材を詰めるとバンダナで包んでカバンに入れ、保育室内を散歩する姿がよく見られます。

白いお手玉を卵に見立てて遊んでいます。ボウルにコンコンと当てて卵を割る真似をしたり、廃材として置いている卵パックに詰めています。家庭で保護者の方が卵を割っている姿を見ているのですね。

お皿をテーブルいっぱいに並べ、ご飯をお皿に盛りつけています。玩具が入っている棚の中を全部出して、棚を冷蔵庫や電子レンジに見立てていて、作ったご飯を冷蔵庫にしばらく置いておいて「冷えてるよ」と言ったり、「チン」と電子レンジで温める、なんてこともあります。

チェーンリングやプラステンをボウルに入れて混ぜ、様々なご飯を作っています。何を作ったのか尋ねるとハンバーグ、カレー、手巻き寿司など具体的な料理名が出てくるようになりました。シェイカーにもチェーンリングなどを入れてりんごジュースやオレンジジュースを作っていますよ。

ご飯をテーブルいっぱいに広げて皆でパーティーをしていることもありました。1人がテーブルの真ん中にケーキを置き、れんげを立ててろうそくに見立てて「ハッピーバースデー」の歌を歌うと、周りの子たちがご飯を作ってどんどん持ってきました。最初から「パーティーしよう」と話していたわけではなく、1つの出来事から遊びがどんどん発展していきました。皆でテーブルを囲ってご飯を食べることを楽しんでいましたよ。

家での保護者の方との食事でのやり取りや今までの経験から様々なことを想像してままごと遊びをしています。お皿に食事を取り分けたり、冷蔵庫や電子レンジに見立てて遊ぶ場面から、家での経験がままごと遊びに繋がっているのだと感じられますね。保育者や友達とのやり取りの中で遊びがどんどん発展していっています。これからも子どもの表現することを尊重し共感しながら、遊びを見守っていきたいと思います。