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2020.07.17

うどん作り

 雨の日が続く中、子どもたちは長靴の色や傘の模様などを、嬉しそうに保育者に伝えていくれます。

 太陽が恋しくなる季節ですが、梅雨ならではの経験や気付きの楽しさを味わっていきたいです。

 

 今回は、先日のうどん作りの様子をご紹介します。

 うどん作りには2歳児から5歳児の子どもたちが参加しましたが、今回は2歳児、3歳児の子どもたちの様子をお伝えします。

 

 準備のためにエプロンや三角巾を身に付けながら、どのクラスもいつもとは違う少し特別な雰囲気に期待を膨らませている様子でした。

 うどん作りの少し前から、生地の作り方を写真で見ていたこともあり、当日をとても楽しみにしていたようです。

 

 2歳児、3歳児の子どもたちは、生地をこねる工程に挑戦しました。

 

 ぬるま湯に塩を入れたものを少しずつ小麦粉と混ぜていくと、粉が少しずつ塊になり、大きな丸い生地になっていきます。

 生地をこねていく中で、「なんかあったかいね」「手にくっついてくるよ」「固まってきたね」と、感触や生地の変化を言葉にして伝え合う姿が見られました。

 

 生地が丸くなった後は、袋に入れて足で踏む工程も楽しみました。

 足の裏で感じる生地の感触に驚く様子もありましたが、それも少しずつ楽しさへと変わり、「おいしくなーれ!」と思いを込めながら生地をこねます。

「柔らかくなってきた」「もう一回やりたい!」といきいきとした表情で取り組んでいました。

 

 最後に調理室へ生地を届けると、「早くおやつで食べたいな」と期待する言葉も聞こえてきました。

 

 調理の工程を実際に経験したことで、食材の変化への興味や、食べることへの意欲が高まったように感じます。

 うどん作りを終えてからも、「○○ちゃん、うどん作ったんだ」「こねこねってしたんだよ」と、経験を思い出しながら話してくれる姿が見られました。 

 

  調理というと包丁や火といった危険なものも多く、子どもを遠ざけてしまいがちなものですが、こうした調理経験や調理工程を見ることは、子どもたちの五感を使い、想像力や感性を豊かにしていきます。

  お忙しい中で家事をされていることとは思いますが、料理をしている大人の姿を見る機会を、ぜひご家庭でも作ってみてください。

 

☆うどん作りの様子は、来週以降にお部屋に写真を掲示させていただきます☆