今週は、つき組さんの１年間の成長の様子をお伝えしたいと思います。

　

　進級当初は、環境の変化を感じながらも新しいお部屋や玩具に興味を示していました。少しずつ新しい環境にも慣れ、保育者との関わりを通して意欲的に活動するようになっていきました。

　探索活動が活発になり、身近な環境に積極的に関わったり、自然物に興味を持って見たり、触れたりする中で興味関心が高まり、観察が次の日にも継続している事も多く見かけます。今ではお散歩用の図鑑を取り出し「これかな？」「これに似ているね」など保育者と一緒に考える姿もあり、子ども達の発見に日々感心しています。

じっくり一人遊びをする姿や、周りのお友だちとの存在に気付き関わりを持つ姿が多く見られるようになりました。友だちと一緒ということに嬉しさを感じ手を繋いだり、行動を模倣したりする姿も増えました。

頭の中でイメージを膨らませながら遊びを通して表現することが増え、おままごと、積み木、感触遊びなど試行錯誤する姿が見られるようになりました。

「自分でやってみよう」という意欲が様々な場面で見受けられるようになったつき組さん。「できない」と葛藤することもありますが、葛藤をしながらもなんとか自分でやろうと試行錯誤する姿には成長を感じます。「できた」という達成感や喜びを感じている表情がとても頼もしく見えます。

つき組さんの発達段階の中では自我が強く現れ、思い通りにいかないことも共感し受け止めていく中で、少しずつ気持ちを立て直そうとしている時期です。４月から進級し環境も変化していきますが、ゆっくり子ども達の気持ちに寄り添っていきたいと思っています。これからもみんなの成長を近くで見守っていける事を嬉しく思います。

保護者の皆様、今年度ご協力ありがとうございました。

　

　　

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