NEWS

お知らせ

View More

2020.02.12

つき組 赤ちゃんのお世話遊び

今回は、つき組の赤ちゃんのお世話遊びの様子をお伝えします。

つき組は、一人ひとり「この子がいい!」「この子、わたしの赤ちゃん」と、自分で自分の赤ちゃんを決め、お世話をしています。

担任も、子ども達一人ひとりの大切な赤ちゃんとして、「お人形」とは呼ばず、「〇〇ちゃんの赤ちゃん」と呼び、名前を付けて呼ぶかどうかも子ども達に任せています。今のところ、「〇〇の赤ちゃん」と子ども達も呼んでいます。

抱っこをしてお出掛けしたり、

お布団に寝かせて見守りながらご飯を食べたり(「〇〇ちゃんの赤ちゃん、見とくね!」とお友達の赤ちゃんと並べて見守っています)、

自分の隣の椅子に赤ちゃんを座らせて、ご飯を自分も食べながら、同時に赤ちゃんにも食べさせようとしたり、

「ミルクのみたいみたい」と言って、ボトルを哺乳瓶に見立ててミルクをあげたり、毎日自分の赤ちゃんのお世話をしています。

今までは、「せんせい、こっちきて!」「ごはんつくったから、せんせい、いっしょにたべよう」と、ままごとの中で担任を誘うことの多かった子ども達ですが、最近は赤ちゃんにご飯を食べさせたりお世話したりすることが増えました。さらに、「この子は、〇〇くんの赤ちゃん。」「〇〇ちゃんの赤ちゃん、ここにいたよ!」と、自分以外のお友達のも、誰が誰の赤ちゃんか覚えており、互いに居場所を伝えあったり、抱っこしてお友達のところへ連れていくなど、子ども同士のやりとりも多く見られるようになりました。

日を重ねるごとに、赤ちゃんへの関り方やお世話する姿から、少しずつ愛着が芽生えているのを感じています。

子ども達自身が、自分が大切な存在であることを感じることで、赤ちゃんや他者に対しても大事にしようとする気持ちが生まれてきます。

これからも、私たち大人が、子ども達一人ひとりが大切な存在だと感じられるような関わりをしていく中で、赤ちゃんのお世話遊びがどのように展開していくのか、楽しみに見守っていきたいと思います。