大雪とは、”たいせつ”と読み、二十四節季の第２１節目です。

１２月７日頃に始まり、冬至（１２月２２日頃）の前日までの約１５日間を

さしています。

『雪がたくさん降って積もる時期』といわれていますが、

日中はそこまで寒くない日もあり、まだ雪は降りそうではないですね。

この時期に旬となる野菜から、れんこん・大根・人参を飾り子どもたちと一緒に

触れてみました。

食材の切った断面をじっくり観察すると、指をさして野菜の名前を聞くような姿があり

『にんじんだよ」等、名称を伝えると笑顔の表情を見せていました。

れんこんの穴に指を入れたり、切った２つの野菜の断面をくっつけたりと

興味をもち試す様子がありました。

積み木のように重ねたり、玩具のコップに人参を入れ飲む仕草をしてみたりと、

野菜を使い楽しむ姿もありましたよ。

”やさいさん”の絵本の野菜と見比べて、「一緒だよ！」と伝えてくる子や、

れんこんを保育者に見せ「穴あいてる！」と嬉しそうに知らせ穴をのぞきこんだり指を入れたり

していました。穴に指を入れている子が多く、好奇心をもちながら触っていましたよ。

人参を、紅葉や花などの形にしてスタンプにもしてみました。

感触と共に形をよく見ながら、好きな絵の具をつけて紙に押し、

形を確かめていました。

”はたけのごちそうなーんだ？”という絵本では、畑で育つ野菜がたくさん出てきます。

収穫した野菜で作れるメニューも載っていて、そのページを見ると

「作ろう！」と言って作り始めていました。

実際に触ったり絵本で見たりしている食材が、給食やおやつにも入っていることを伝え、

経験をつなげていき関心が持てるよう関わることを大切にしていきたいと思います。

寒い時期に育った野菜は糖分が多いので野菜ならではの甘みを感じることができます。

身体の芯から温まるよう、冬が深まっていく季節に栄養豊富な旬の野菜を食べてみるのはいかがでしょうか。

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