2025.06.06
ほし組の様子
今週はほし組の様子をお伝えします。
入園から2か月経ち、保育者との愛着関係も築かれてきたことで、より様々なことに関心を持つ姿が見られるようになってきている子どもたち。保育者の側で日々を安定して過ごし、安心して周囲の環境へ関わっています。
嬉しいこと楽しいことがあった時に保育者と共有するかのように視線を合わせ、保育者に言葉や視線で受け止められると満面の笑みを浮かべています。また、不安を感じた際には保育者が側にいるか確認する姿があり、「見ているよ」と受け止められると安心した様子で遊びに戻る姿が見られるようになっています。
保育者の行動に興味を持つようになり、じっと観察をしてテーブルを拭く動作や手を洗う動作を模倣する姿が増えてきました。お友達に興味を示す様子も見られるようになっていることで、遊びの様子を見つめたり、物を手渡したりいないいないばあをしたりと関わりたいという姿へと繋がっています。お互いにしたい遊びのタイミングが異なることもあるため、その際は子どもたち一人ひとりにいる赤ちゃん人形との関わりへと繋げていくことで、他者と関わりたいという思いを満たしていくことのできるように仲立ちを行っています。
赤ちゃん人形に愛着を感じるようになってきたことで、普段大人にしてもらった心地よい経験を反映させて遊ぶ姿が見られるようになってきました。体をなでてあげたり、優しく抱きしめたりと微笑ましい姿が見られています。子どもたちの大人の模倣をしたいという姿に合わせておんぶ紐を用意しました。鏡で赤ちゃん人形をおんぶする姿を確認すると満足そうにしています。「先生と一緒だね」と声を掛けると、より嬉しそうに笑っていました。
子どもたちの欲求に応答的に関わることで、引き続き思いを満たしていけたらと思います。