2025.02.27
【そら組】ままごと遊び
今週は最近のそら組のままごと遊びの様子について紹介します。10月頃に、クルミと花はじきをままごと遊びの素材として追加しました。
お鍋等でふると音の出る素材を増やすことで混ぜたり炒めたり盛り付けをして、子どもの模倣に音がつき再現している様子がより本物に近づいてきました。
本物に近い再現を楽しむ子ども達は、料理の工程幅も広がっていったように感じます。ご飯を作る時には、お皿に入れるだけでなく、混ぜながら味つけをしたり、クルミを並べて包丁で切ってみたりと、作る過程をより味わうようになりました。
ケーキ作りやジュース作りになると、白い花はじきの色や形を見て、「クリーム」と言い、トッピングや飾りつけを楽しむ姿も見られます。
今までのフェルト玩具、チェーンリングにクルミ、花はじきを合わせ、色や形、音の違いを楽しみながら見立て遊びを行っています。
また、冬の寒さを感じられる頃にフライパンから、鍋に変更しました。スープ、ラーメン、カレーなど煮込む料理を作る姿が良く見られるようになり、「寒いから暖まるよ。」と、季節感を味わいながら食卓を再現する言葉掛けも聞こえて来ます。
再現の幅が広がったことで他児とのやり取りも盛んになってきました。「これは、〇〇だよ。」、「美味しいね。」が、主だったやり取りが、「どんな味がする?」、「甘いんだよ、〇〇ちゃん、甘いの好き?」、「出來立てだから待っててね。冷蔵庫に入れようか?」など、料理の温度感、味を想像するようなやり取りに変わって行きました。
一人ひとりの想像する食卓や再現が細かく見られるようになり、ままごと遊びをする中でイメージの共有を楽しんでいます。