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2025.01.24

野菜に触れる

今週はほし組・つき組が食材に触れた時の様子についてお伝えします。

 

 

【ほし組】

子どもたちのお気に入りの絵本である『やさい』に出てくるほうれん草やおやつで食べるバナナであることを伝えると興味深そうに観察をしています。

手触りを確かめたり、振る、匂いを嗅ぐ、千切るなどして様々な形で自ら食材に触れていく様子が見られていました。

 

普段は剥いて提供されるバナナの皮むきも行ってみました。指先や手首の使い方が子どもたちにとっては難しさを感じているようでしたが、保育者と一緒に行い、少しずつ皮が剥けてくると”できた!”と伝えるかのような笑顔を見せていました。また、普段提供されているバナナはどのようにして提供される形になるのかを知れるように保育者がままごと用の包丁でバナナを切っていくとじっくりと見ています。その後は保育者の模倣をしてままごと用包丁を使ってみようとする様子もありましたよ。

 

 

【つき組】

野菜に触れる前に、何の野菜に触れるのか図鑑を使ってやりとりを行っていきました。図鑑でみていたごぼうに興味を持つ姿が見られ、自分が思っていたよりも、大きい、長いと感じたのかじっくりと観察をしていました。調理の先生にごぼうを切ってもらうところを真剣な様子で見つめ、ままごと用包丁を使って模倣をしています。玩具の包丁を当てながら少しずつ皮が剥けていることに気付くと、「かわとれた!」と嬉しそうに保育者へ伝えていました。

 

根菜類は土の中で育つことから、土を付けた野菜を用意し、野菜を洗う体験も行いました。土が落ち始め、綺麗になっていくことに気付き始めると「きれいになった」と達成感を見せていましたよ。

じっくりと触れたことで、給食を食べながら、触った野菜はどれなのか保育者と一緒に探して食べ進める姿がありました。

 

 

食に関わる体験を重ねて行くことは、食べることを楽しんだり食事の時間への期待に繋がっていくため、引き続き観察することや触れる機会を大切にしていきたいと思います。