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2024.12.27

室内装飾【冬至】

今週は、室内装飾【冬至】についてお伝えします。

冬至とは1年で1番、太陽の出ている時間が短く、夜が長い日です。

冬至の食べ物といえばかぼちゃ。かぼちゃは、体内でビタミンAに変わるカロテンや、ビタミンB1、B2、C、E、食物繊維をたっぷり含んだ緑黄色野菜。新鮮な野菜が少なくなる時期、これからの冬を乗り切るためにも、冬至という節目の日にかぼちゃを味わって栄養をつけよう…という先人の知恵なのですね。

もう一つの冬至の風習が柚子湯(ゆずゆ)。「冬至」を「湯治」にかけ、「柚子」を「融通が利く」(=体が丈夫)といった語呂合わせから柚子湯に入ると思われていますが、もともとは運を呼び込む前に厄払いするための禊だと考えられています。柚子の果皮には、風邪予防や保湿にいいとされるビタミンCや、血行改善を促すといわれるヘスペリジン(フラボノイド)などが豊富に含まれています。冬至が過ぎれば、少しずつ日が長くなっていきます。とはいえ、寒さはこれからが本番。ホクホクのかぼちゃとあったかい柚子湯で、冬を乗り切りましょう。

 

 

子ども達と観察した様子です。

ほし組の子どもたちは、テーブルに持ってくると興味を示し近づいてきました。『かぼちゃ!』『ゆず!』と保育者の言葉を模倣しながら触ってみたり、かぼちゃの種を摘まんでみたりとそれぞれの姿が見られました。『くんくんしてみるといい香りがするね』と呟くと鼻を近づけて香りを感じていましたよ。又、柚子の丸みでころん!と不思議な動きも楽しんでいました。

 

つき組・そら組では、今回も図鑑を用いて観察していました。柚子の握った感触やかぼちゃを持ってみたときの重さなども感じられていましたよ。最近のお買い物に行った際の姿はどうでしょうか?子どもたちは一度図鑑で観察したものは覚えているようで、ページをめくるごとに『カブ!』『ごぼう!』等記憶にあるようでした。図鑑で見た物と実物が一つずつが結びついていますね。

柚子のいい香りから、果物だと思った子がいました。そしてみかんのように皮を剥く姿があり、柑橘のいい香りをより感じられていました。自分が知っている果物と似ていることから結び付いたようですね。

 

12月19日(木)は「冬至」の行事食でした。

【献立】

・ご飯

・鶏肉の幽庵焼き

・かぼちゃのいとこ煮

・けんちん汁

実際に食材に触れることで食の興味にも繋がっていますね。『これは~?』と興味を持って保育者に聞いていました。食材を1つずつすくって食べる姿もありましたよ。食事の場面では子どもたちと味や食感等を共有することができる大きなチャンスなので大切にしています。

今年のブログは最後となります。今日まで読んでいただきありがとうございました。1月からも子ども達の様子をお伝えしていきますので、楽しみにしていただけると嬉しいです。

 

保育園は12/29~1/3までお正月休みとなります。

この時期、長引く風邪や感染症等の流行が心配されていますが、皆様が健康にお過ごしできることを職員一同願っております。1月からも子ども達、保護者の方々にお会いできる日を楽しみにしています。

***皆様!良いお年をお迎え下さい!***