2024.12.27
自然物に触れ季節を感じる☆
子ども達は自然物に触れることが大好き。冬の散歩では美しいイチョウの木を眺めて歩いていました。ある日、園長先生がイチョウの葉を沢山拾って持って来ると・・2歳児クラスのオリオン組のお友達はイチョウを手に、早速植物図鑑で保育者と一緒に調べ始めます。繊維に沿ってイチョウの葉をさいてみたり、束ねて花束を作っていたお友達は隣の1歳児クラスのお友達に1枚ずつ分けてくれました。水に入れるとどうなる?透明のコップに入れてスプーンで葉をつぶして色水作りもしました。
イチョウの葉を分けてもらった1歳児クラスのお友達は、持っていたクレヨンで葉の裏にお絵描き。イチョウの葉をじっと眺めて、「お祭りしよ!」とお祭りを連想させる何かに見立てたお友達。(うちわかな?せんすかな?)イチョウの葉を持って踊り始めるとお友達も一緒になって踊り始めました。
毎年冬の楽しみである落ち葉遊び。何枚にも折り重なった枯葉の上を歩きます。歩くと「サクッサクッ」「カサッカサッ」と音が鳴り、足元の感覚も地面とは違い楽しいですね。フカフカで不安定な葉の上をバランスをとって歩くことも楽しいです。可愛がっている赤ちゃん人形をおんぶ紐からおろし枯葉に触らせてあげる姿も・・。他園の子ども達が遊んでいる姿を見て、地面に座り「脚に(落ち葉を)かけて」と枯葉に埋もれてみたり寝っ転がる姿も見られました。「お風呂だね~」と落ち葉のお風呂に浸かったり五感を使って冬の遊びを体感して楽しんでいます。
2歳児クラスのオリオン組さんは寒い日に戸外から戻り、ゆずを使って足湯を楽しみました。「あったかいね~」「いい匂い」とゆずの匂いを嗅ぎながら・・身体が温まっていく感覚がわかりますね。お湯に浮かぶゆずを握ってみたり、こすり合わせたり五感を使って満足いくまで味わいました。その日の午睡は気持ちよく布団に向かったように見えました。
今年も保育園の運営にご協力頂き、ありがとうございました。来年も子ども達が『観察・実験・研究』を十分楽しめるような環境を作り、子ども達の心が動くような体験を一緒に楽しみたいと思っています。
良いお年をお迎えください。