2024.12.06
そら組の様子
今週は、そら組の様子についてお伝えします。
何でも自分でやってみたいという姿や手伝ってみたいという思いが強くなっているそら組の子どもたち。
食事で使うガーゼを濡らして絞ったり、使ったコップを片づけたりと自ら取り組んでいます。最近では、食事前になると、保育者の模倣をしてペーパータオルでテーブルを拭く姿が見られるようになっています。
子どもたちのお手伝いをしたいという姿を受けて、給食で使うしめじとマイタケを割く調理体験の機会を設けました。調理の手伝いということで、エプロンや三角巾を身に付ける子もいました。
調理前のきのこの独特な香りに少し驚きつつも、感触を確かめながら食べやすい大きさに割いています。どのくらいの大きさにしたらいいのかイメージが湧きやすいよう「ほし組の○○ちゃんのお口には入るかな」と具体的に声を掛けていくと、「これはほし組さんの」と小さく割いたり、自分自身が食べやすい大きさを考えたりしていました。割き終えたら、調理室へ持って行き「きのこどうぞ」と調理の先生へ渡しています。「きのこたくさん入っているかな」と給食まで期待を持って過ごす様子がありましたよ。
待ちに待った給食は自分たちも手伝ったということもあり、普段よりも更に美味しさを感じているような表情で食べていた子どもたちです。
調理過程に関わっていくことは、食材の名前や匂い、形などに親しむ機会となり、食べ物への関心が深まるだけでなく、日常の食事を大切にする態度を育むことにも繋がっていきます。引き続き、食材や調理工程に興味が持てるような活動を考えていきたいと思います。