2024.11.28
【ほし組】室内遊び
今週は、ほし組の室内遊びの様子をご紹介します。
子どもたちは、保育者に見守られる安心感の中で、それぞれに興味の持った場所や玩具で遊ぶ姿が見られています。最近では、ままごとコーナーでは、棚からコップを取り出し口に当てて飲むような仕草や、お鍋やボウルにチェーンを入れておたまで混ぜて料理をしているような様子や、それを「あむあむ!」と言いながら食べる仕草をする姿も見られます。少しずつ、生活で経験したことを再現するような見立て遊びも増えてきました。子どもたち1人1人のイメージに寄り添い、温かく言葉を掛けていくことで、やりとりを楽しみながら遊びのイメージを広げていけるように関わっています。
絵本コーナーでは、子どもたちがくつろげる空間で絵本を楽しめるようにしています。保育者の膝の上に座ってゆっくりと絵本を読み、やり取りに満足感を得られるように関わっています。子どもたちは自分の好きな絵本を選び、ページをめくることを楽しんだり、「これ?」と指をさし何が描いてあるかを保育者に尋ねる様子があります。子どもたちの興味を受け止めて、「これは○○だね」等と伝えていくことで、言葉の獲得にも繋がるように丁寧に関わっています。
赤ちゃん人形との関わりも増えてきました。自分の赤ちゃんを棚から出して、「ぎゅー」と抱きしめたり、抱っこ紐で抱っこをして部屋の中を散歩する姿があります。
積み木コーナーでは、積み木を握って確かめる姿から、最近では積み上げたり並べたり崩したりしながら遊ぶ姿が見られるようになりました。崩れないようにはどうしたらいいかを試行錯誤しながら、繰り返し何度も積み上げる姿もあります。
様々な素材に触れられるように新聞紙や梱包材を用意すると、踏んだり握ったりして感触を確かめたり、指でちぎることを楽しむ姿も見られました。
子どもたちの興味や関心を汲み取り、一緒に遊びを楽しみ共有していくことで更に遊びが発展していくように関わり、満足感を持ちながら遊べるように、発達に合った玩具や環境を整えていきたいと思います。