2024.11.28
ほし組の様子
今週はほし組の様子をお伝えします。
一緒に過ごしている友達に親しみを感じている姿は以前から見られていましたが、より、一緒にいることが嬉しい、楽しいと感じているような姿が多く見られています。ままごとをしていると、「あーん」とレンゲを口元へ運ぶ姿があったり、横になっている子に「ねんね」と赤ちゃん人形用の布団をかけてあげたりしています。身近な大人から受けている心地よい関わりを模倣しながら、友だちにも関わってみようとしている子どもたちです。
「何をしているのかな」とずり這いやハイハイなどで近づき、目を合わせてニコッと笑い合う姿もありますよ。
まだまだ一人遊びを十分に行うことが大事な時期でもあるため、子どもたちの友達への興味を見守りつつも、自分のペースで遊ぶことのできる場を整えていくことも大切にしています。探索活動もじっくりと楽しみ、「これはなんだろう」と手を伸ばし、感触や音などを確かめている姿があります。
自我が明確になり始めていることで、”自分の”という思いを表す姿も増えてきました。場所や物に愛着を持つようになっていることで、決まった席でままごとをしたり、自分の赤ちゃん人形のお世話をしたりしています。そのような姿に興味を持った友達が思わず手を伸ばすと「使っているよ」という思いを声をあげて伝える姿もあります。「今、使っているんだよね」と代弁しながら仲立ちを行っていくと、”うんうん”と頷きながら、思いを受け止めてもらえたことに安心した表情を見せている子どもたちです。
子どもたちは特定の保育者との安定した関係を基盤として、近くにいる友達や物への関心を深めていきます。視線や表情、声で思いを伝えようとする姿を受け止め、代弁を重ねていきたいと思います。