2024.11.21
あそびの森DAY🍂
今週は、第2回あそびの森DAYの様子をお伝えします。ご参加していただいた保護者の皆様ありがとうございました。
最初は慣れない場所に様子を伺いながら少しずつ行動範囲が広がっていくと様々な姿が見られました。。
どんぐりを見つけると『どんぐりころころあったよ!』と言葉にし、他にも木の実や木の葉、花びらなどを食材に見立てせいかつあそびへ展開していく様子がありました。大きなテーブルでフライパンやおたまを使い普段とは違う環境でのせいかつあそびに夢中でしたね。
自分より大きな茂みに隠れ、『あれ?どこ?』『みーつけた!』と保護者や保育者とかくれんぼのように楽しむ姿がありました。子どもの目線からでは、この大きな茂みは見渡す限り囲まれているような不思議な感覚だったと思います。そこがまた子どもたちには魅力的な場所になり、とてものびのびとしていました。
普段とは感触が違う土にも興味を示していましたね。シャベルやスプーンですくってみたり、バケツやおわんに入れてみたりと思うままに試していました。使うものを変えながら土の感触を感じたり、じっくりとあそびに向かっていましたね。
子どもたちがしゃがんでじーっと見つめる先には、だんごむしがいたり、蟻の巣がありました。『蟻さんのおうちだよ』と伝えると、『どうぞ』とみかんを傍に置く姿がありましたね。又蟻が巣の中に物を運ぶ様子を観察している時には、『よいしょ、よいしょ、がんばれー!』と応援する姿もありほっこりしました。
あそびの森では子どもたちにとって沢山の発見があったと思います。『だんごむし!』と言葉にしたり親しみを持って関わろうとする姿もあり、保護者の方も子ども達と同じ目線で見つめる姿があり温かい空間でした。
自分の力でロープを登るお兄さんの姿に魅力を感じ、『自分で!』と挑戦する姿がありました。登っていくのは少し難しかったようで保護者の方に支えてもらうと嬉しそうでしたね。お兄さんの姿を見ながら『お兄さん、すごいね!』と憧れるような表現もしていました。
最初感じていた慣れない場所への不安がなくなると、興味へと気持ちが変化する様子が見られましたね。目に入ってきたものを言葉にしたり、じっくりと観察する姿や思うままに試したりする姿があったかと思います。じっくりと満足するまで行う経験は子どもたちにとって大切な時間なので積み重ねていきたいと思っています。
保護者の方も子ども達と一緒に見つめたり、共感したりしながら関わる姿を見て温かい気持ちになりました。私たちも普段とは違う子どもたちの表情や反応が見られて楽しかったです。ご参加ありがとうございました。