NEWS

お知らせ

View More

2024.09.18

感触遊び

暑い日がまだまだ続いていますね。外で水遊びができない日には室内で、寒天、春雨、牛乳パックで凍らせた氷等感触遊びを楽しんでいます。

それぞれの感触遊びの様子をお伝えしたいと思います。

 

 

【寒天】

前日の夕方に保育者が寒天の感触遊びができるよう準備していたところ「何してるの?」と気になった様子で保育者に尋ねていました。寒天を作っている事、明日みんなで触ってみることを伝えると何ができるんだろうと期待を寄せていた子どもたち。

当日、冷えて固まった寒天を興味津々で観察していました。初めは手で感触を確かめます。ぷにぷにする感触に面白さを感じ、触り方も大胆になっていきます。寒天が崩れて細かくなると「べたべたする…」とさっきとは違う感触に気付くと顔をしかめ、手を洗いに行く子もいました。その後はボウル、スプーン等道具も使い粉々になるまで混ぜたり潰したりして楽しみました。「キラキラしてる。宝石みたい!」と表現する子や、コップに移して飲み物に見立てる子もいましたよ。

二回目は、前回触れて面白かった経験から積極的に触れる様子がありました。タライを用意してみると自分たちで型から取り出しタライに入れて混ぜていきます。ボロボロになったところで保育者が「水入れてみる?」と提案すると、興味を示したので入れてみることに…。水を入れたら寒天が浮かんできたことに気づき、すくうためにレンゲを持ってくる子もいました。夏祭りで遊んだ金魚すくいに見立ててる子もいましたよ。

 

 

 

【春雨】

最初は硬い状態の春雨を渡してみました。一本一本ほどいてみたり、手に取って硬い感触を確かめます。しばらくして「お水入れて混ぜてみて」の保育者の言葉でおわんに少しずつ水を入れてもんでみます。

水を入れてもむと少し柔らかくなってきたことに気付いてきました。お湯ではなく水でもんでいたので時間をかけながら変化を楽しんだり、「これぐらい?」と柔らかさを保育者と確認をしながら触っていました。

つき組さんは水で柔らかくなった春雨を見て”食べたことある!”と気付いて口に運ぼうとする子もいました。普段目にしている形との違いを楽しめたと思います。

 

 

【氷】

<ほし組>一日目

なにか分からない初めての物に不安を感じる子、興味津々で身を乗り出し、積極的に触る子と様々でした。

安心できる保育者の近くから観察したり、やりとりの中で”大丈夫かも”と安心すると手をのばす姿もありました。

二日目

一回目をやった次の日に行ったので、”見たことある、大丈夫かも”といった様子ですぐに手に触れていました。

保育者との「冷たいね」のやりとりで冷たさを感じたり安心から一回目より笑顔が多かったように感じます。

 

<つき組>

勢いよく触れると氷の冷たさに驚く子がほとんどでした。氷を持とうと挑戦する子がいました。つるつるして上手く持てず手から離れると、タライの中で氷が滑る様子を見て電車と結びつき走らせて遊ぶ姿がありました。試していく中で発見した遊び方ですね。

冷たさを感じて頬に手を当てて”冷たい”と表現する子、時間が経つと氷が溶けて水が出てきたことに気付く子と、氷の性質や変化を五感を通して親しみました。

 

 

<そら組>

大きな氷があることに興味津々で触っていると溶けていくことに気付き、「なんで?」と疑問を持つ子もいました。

午前中に使っていた氷を捨てずにとっておき、午後にもう一度観察をすると”あれ?”と不思議そうな表情を浮かべ、「ない、小さい」等呟き氷の変化や性質に気付くそら組さんでした。

 

引き続き五感を十分に使ってじっくりと遊べるような環境、発達に合わせた環境を整えていきたいと思います。