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2024.07.19

うどん作り【そら組】

今週はそら組で行われたうどん作りの様子をお伝えします。

 

 

うどん作りの数日前から『めんのずかん』を読んだり、朝の会で保育者とやりとりしながら調理工程を確認したりしていたそら組の子どもたち。小麦粉粘土や白や薄黄色のうどんの生地に似た画用紙を使って、うどん作りを再現して期待感を高めていました。何日も前から「今日はうどん作る?」と保育者に確認するほど楽しみにする様子が見られていました。

 

 

当日は、保育者とのやりとりからうどん作りをすると知ると、期待を持って準備をしています。

 

作り方について『うどんできた!』を読んで確認してから始めています。

 

小麦粉、水、塩を一人一人に準備をすると、粉のみ混ぜる子や全てボウルに入れて混ぜる子などそれぞれに興味のある工程を存分に試しています。感触を十分に味わうと「手にくっついたね」「べたべた」と感触について気づいたことを保育者へ伝えたり、子どもたち同士でやりとりしたりする姿が見られていました。保育者も一緒に生地に触れながら、子どもたちの気付きに共感しています。

 

団子状になるまでこねると次は、コシを出すためにビニール袋に入れ生地を踏んでいます。踏んだ時の足裏に当たる柔らかい感触の心地良さやリズム良く踏むことの楽しさから夢中になって踏んでいた子どもたちです。保育者の「おいしくな~れ」という言葉を聞いて子どもたちも「おいしくな~れ」と呟く様子がありました。

また、赤ちゃん人形にも同じことをしてあげたいと、自分の赤ちゃん人形を連れてきて生地を踏む楽しさを共有する姿もありました。

たくさん踏んだ後は、生地を手で伸ばしています。最初は、粘土のように力いっぱい”ドンドン”と叩く姿が見られていました。食材であることを伝えていくと、「ぎゅー」と優しく力を加えて伸ばしています。

 

 

最後は完成した生地を調理室へまで運び、調理の先生に「お願いします」と渡しています。子どもたちの作った大切な生地を切ってもらう様子を真剣な表情で観察していました。

 

 

おやつでうどんを食べることをやりとりしていくと、「楽しみだね」「早く食べたい」と期待を持っています。

 

おやつの時間は「おいしいね」とよく味わいながら食べていたそら組の子どもたちです。

 

食材にじっくりと触れながら、調理体験をしたことで様々な発見をしたり、食事への期待に繋がったりと貴重な経験となったようでした。また、調理過程の一部を手伝う体験は、食材や調理する人への感謝の気持ちが育まれていく機会となります。

次はクッキー作りがあります。子どもたちはどんな気づきをするのか楽しみですね!