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2024.06.24

室内装飾 と✾紫陽花✾

6月も残り僅かになりました。気温も高くなり体調不良のお子さんも見られます。園でも小まめに水分補給・休息を摂れるように整えていきます。6月の室内装飾は【夏至】をテーマにして、梅とみょうがを飾りました。そら組では梅を見て『ぶどうみたい』と言葉にしたり『いい匂い』と香りを楽しんでいます。

 

みょうがも皮を剥いたり『チューリップみたい』と子ども同士でやり取りしていました。そら組では、自分達で図鑑を開いて「これかな?」「こっちだと思うよ」「似ているのがあるね」など、日々の活動の中でやり取りが増えることが多くなってきました。図鑑を開いて、感じたことをお互いに言い合ったり調べてみたりと、そら組に進級してから更に成長を感じる場面でした。

 

 

つき組ではみょうがの香りを嗅いだ時に目を細めています。皮を剥いて『ぱっぱっぱ』と下に落としたり感触も確かめていましたよ。梅も『コロコロ~』と転がして楽しんでいました。各クラス食材に触れる機会を作り、食べてみたい意欲に繋げていけるように、保育者も一緒に触れたり気付きに共感していきたいと思います。

 

 

戸外先で紫陽花が咲いているのが多く見られるようになりました。つき組では戸外先で見つけた紫陽花に興味を示して、触れる姿も多く見られます。『ポンポン』と言葉にして揺らしてみたり、雨上がりだったので雫が手に付いた時に『冷たい』と言葉にしていました。

 

 

つき組では生き物や植物に興味を示す姿も多く見られ、自ら触れたり観察する姿も多く見られます。保育者と身近な生き物・植物に触れる経験を重ねる事で、親しみ・興味に繋がっていきます。

 

 

6月には行事食でおやつに紫陽花ゼリーがでました。みんな美味しいと言い食感を楽しみながら食べていましたよ。『冷たい』など保育者に伝えてくれる姿も見られました。五感を感じられるように大人が『冷たいね・熱いね』等、代弁していく事で子ども達も言葉も獲得し、感じたことを伝えてくれるようになっていきます。

 

行事食や毎月の室内装飾を通して、日本の伝統的な文化や行事、また暦に触ること。そして、日本には美しい四季があります。日本の素晴らしい所を、子どもたちにもわかりやすいように、興味や好奇心を抱けるよう伝えていきたいと思います。