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2024.06.13

食材への興味(つき組)

 

今回はつき組さんの給食の食材へ興味についてお伝えします。

 

つき組の部屋には調理室があり、調理している様子が見られたり、給食やおやつのできる良い匂いが漂ってきたりと、とても恵まれた環境です。配達される食材が毎日運ばれているのも目にしています。そんなお部屋で過ごしているので、つき組さん達は実物の食材に興味津々で、届いた野菜や果物をひとつひとつ調理の先生と一緒に見ています。

配達の車が見えると「○○来た!○○!」と保育者に伝えてくれるようになり、調理の先生が野菜を受け取りに調理室から出てくる前から、調理室の前に笑顔で座り、ワクワクしながら保育者の顔を見て待つ姿がとても可愛らしいです!

調理の先生が子どもたちの目線に合わせて食材を見せながら「これ何?」と聞きます。子どもたちは自分なりの言葉で食材の名前を言いながら指をさして伝えてくれます。名前の分からない食材があると、知っているものの中で一番近い野菜の名前を伝えたり、首を傾げながら「これなんだっけ?」というような様子で保育者の顔を見る姿も見られています。保育者が「これは○○だよ」と名前を伝えると、その食材を見ながら「○○…」と呟いています。

また、玉ねぎを見て「えーん、えーん」と言いながら、両手を目元で動かして泣きまねをする子もいましたよ。

きっとお家の人が玉ねぎを切って涙を出す姿を見たことがあり、保育園の玉ねぎとつながったのでしょうね。

 

 

 

調理の先生が「今日はこれでおしまい。また明日ね」と言うと、子どもたちは「バイバーイ!」や「またねー!」と言って自分でドアを閉めてくれます。

 

最近では、給食やおやつを食べているときに野菜を見つけると「コンコン」と言いながらドアをノックするような動作をして「この野菜は配達の人がドアをノックして届けてくれたんだよね」と伝えてくれます。

そこに保育者が「コンコンってドアをノックしてお野菜持ってきたよって教えてくれるよね。今日も持ってきてくれるよ。楽しみだね」と分かりやすい言葉で具体的に伝えると、満足そうに「うん!」と大きく頷いています。それを聞いた他のお友だちも「○○ちゃんも!」と早く来て欲しいな。早く見たいなというような様子でワクワクしながら待っています。

 

調理の先生と一緒に届いた野菜や果物を見る経験を通して、『食材を運んできてくれる人がいて、調理の先生がその食材で美味しい給食やおやつを作ってくれている』ということと『調理される前の野菜や果物の姿』と『調理されて給食やおやつに出てくる野菜や果物』がつき組さんたちの中でしっかりつながっているようです!