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2024.05.23

5月室内装飾

5月の室内装飾は『端午の節句』です。

「端午の節句」は毎年5月5日。「こどもの日」でもありますね。

それぞれ行事の内容は異なりますが、どちらも子どもたちの幸せを願うものです。

 

●兜(かぶと)

昔、武家社会において兜は「身を守るための重要な装備」として捉えられていました。

その考えをもとに、「男の子を病気や事故などの災厄から守ってくれるように」という

願いを込めて、端午の節句に兜を飾るようになったと考えられています。

 

●柏餅(かしわもち)

古来より、食べ物を盛ったり包んだりすることに用いられた植物の葉には、椿、柿、

笹などがありますが、柏の葉には「縁起」という意味合いで特別なものがありました。

柏は新芽がでないうちは古い葉は落ちないという性質をもっており、

神聖な木とされていました。

そこから、世継ぎや家系を絶やさないための「子孫繁栄」を願う縁起ものとして、

子どもの成長を祝う「端午の節句」に柏餅を食べる習慣になったと伝えられています。

 

 

飾ってある柏餅と兜をつき組とほし組の室内に持っていくと

興味を持ち、集まってきました。

「柏の葉っていうんだよ」と伝えると

柏の葉を手に持ち、触れてみたり、鼻に近づけて香りを嗅いだりして

自由に柏の葉に触れる姿が見られました。

  

 

兜を見た子どもたちは「これは何だろう?」というような不思議な表情をしていました。

「兜は頭に被る物なんだよ」と保育者が子どもたちの頭に乗せてみようとすると、

自ら手を伸ばし、頭に乗せていました。

手に持って、様々な角度から兜を観察している子もいましたよ。

  

 

 

今年も子どもたちが、すくすくと元気に成長することを願っております。