2024.05.07
5月の室内装飾🎏
少しずつ初夏の陽気を感じられるようになってきました。
今回は、5月の室内装飾についてお伝えします。
5月と聞き、皆さんは何を思い浮かべますか?
鯉のぼりや柏餅、兜など・・・たくさんありますね。
玄関に、菖蒲の葉と鯉のぼりを飾りました。
〇菖蒲の葉とは・・・
薬草にも使われ、邪気を祓い魔除け効果があるとされていた菖蒲。
端午の節句には菖蒲湯に入るほか、枕の下に敷いて眠ったり、軒先に飾る、
菖蒲酒を飲むという地域もあります。
〇鯉のぼり・・・
鯉が滝を登って龍になるという中国の故事「登竜門」にあやかり、日本でも鯉は立身出世の象徴となりました。
そこで男の子の祭りである端午の節句には鯉のぼりを掲げ、健やかな成長を願ったのです。
〇兜・・・
兜を飾ることは、武家社会から生まれた風習といわれています。
武将にとって兜は、自分の身を守る大切なアイテムかつシンボルです。
武家社会にとっては、身の安全を願って神社にお参りする際に、
鎧や兜を奉納するしきたりがあったことによります。
現在では、兜が身を守ることから、病気や事故などから子どもの体を守り、
力強く育って欲しいという願いを込めて飾られています。
5月5日のこどもの日は、無病息災を願って菖蒲湯に入る習慣があります。
菖蒲湯に入る習慣は、中国から日本へ「端午の節句」が伝わったことに由来しています。
中国で雨季を迎える5月は、病気や災厄が増えることから月初めの邪気払いをする行事が「端午の節句」として生まれ、
厄払いとして香りの強い菖蒲の葉が用いられました。
日本でも、菖蒲の葉を身に付けたり、丸めたものを飾ったりする風習が広まり、
端午の節句は男の子の成長を願う行事となりました。
子どもたちも実際に菖蒲湯に入ってみました!
「温かいね」「葉っぱ長いね!」と気付いたことや感じたことを
保育者や友だちに伝えていました。
また、「まだ入っていたいな」と心地良さを感じていましたよ!
5月2日はこどもの日にちなんだ給食とおやつでした。
☆給食☆
ちまき風炊き込みご飯・鶏肉と新じゃがの照り焼き・キャベツの甘酢和え・すまし汁
☆おやつ☆
カラフル蒸しパン・牛乳
左:完了食、右:幼児食
日本の伝統文化に、食事や実体験を通して触れることが出来ることを
大切に過ごしていき、子どもたちにも興味を持ってもらえるよう
今後も分かりやすく伝えていきたいと思います。