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2024.04.20

室内遊びの様子

 

環境の変化を少しずつ受け入れながら、保育者に親しみと安心感を持って過ごす姿が見られるようになってきています。いつでも見守ってもらう環境の中で興味を持った物や環境に自分から関わろうとする姿も見られ、「見ててね」と目線や表情から心の声が聞こえてくるような気がします。『見ているよ』と子どもたち自身が感じ取れるようなアイコンタクトや関わりを大切に過ごしています。

 

 

保育園では、五感を使って遊べる遊びとして室内では『おままごと(抱き人形)』『絵本』『積み木』『その他の遊び』の4つのカテゴリーに分けた遊びのコーナーを設定しています。

おままごとコーナーでは、子ども達一人ひとりがイメージした物に見立てることができるようなフェルトやチェーンリング等の食材を揃えています。お鍋やフライパン、食具等も実際に大人が使うような物を設置しています。食材をボウルやフライパンに入れて「まぜまぜ」と混ぜたり、「どうぞ」と保育者の口に運んだりする姿も見られています。「おいしいね」「何が入っているのかな」「甘いかな」と保育者がお話しをするとその声に耳を傾けてやり取りも楽しんでいますよ。

一人に一体ずつ「赤ちゃん(抱き人形)」も用意しています。子ども達は自分の欲求を身近な大人に受け止めてもらう経験を重ね、大人との信頼関係が育まれていきます。そして少しずつ信頼する大人が自分にしてくれたことを模倣しようとして「赤ちゃん」に優しく声を掛けたり、お世話をしようとする姿が見られるようになっていきます。午睡の時には「〇〇ちゃんのあかちゃん!」と自分のベッドに寝せて一緒に横になる微笑ましい姿も見られていました。

 

 

絵本コーナーでは、子ども達がくつろげる空間で絵本を楽しめるようにしています。保育者のお膝の上に座ってゆったりと絵本を読みやり取りに満足感を味わっています。図鑑を開いてお気に入りの乗り物を見つけ「でんしゃ」「ぶーぶ」と保育者に伝えようとする姿も見られていますよ。「ほんとだね、〇〇あったね」と丁寧にやり取りを重ねています。

 

 

積み木コーナーでは、積み木やプラステンを並べる、積む、積み上げるなど試行錯誤できるような環境を整えています。まずは積み木を握って確かめてみるところから、少しずつ積み上げたり崩したりしながら遊ぶ姿が見られています。

 

 

その他の遊びの中には粘土やお絵描き、廃材遊びなどがあります。手先を使って感触を確かめたり、イメージしたものを形にしたり、なぐり書きをしたり、自由な発想の中遊べるよう見守っていきたいと思っています。

ほし組では、手先を使った遊びができるようなビジーボードも設置し、音を鳴らしたり触れたりしながら確かめています。

 

安心して自分の好きなもので満足するまで遊び込む経験は、子ども達の成長にとってとても大切です。自分の物がいつでも保障され、見守られる環境の中で安心して過ごせるような環境を引き続き整えていきたいと思っています。

 

5月に予定しています保護者会でも、遊びの様子や環境についてを詳しくお伝え出来たらと思っています!