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2024.03.29

【そら組】ご卒園おめでとうございます!

そら組7名の皆さん、ご卒園おめでとうございます!

一番長くいた子は0歳児から和光リトルスター保育園で過ごしましたね。子供の成長は本当に早いものです。

 

進級してからもたくさん成長した姿を見せてくれたそら組さんの一年を振り返りたいと思います。

 

進級して新しいお友だちが増えたり環境が変わったことで、朝は不安を訴えることも多くありました。今はお友だちの顔を見ると笑顔を見せ話しかけに行ったり、保育者とお家での出来事や今日やりたいことなど、会話を楽しみながら一日を始める姿が見られています。

 

日々過ごす中で子どもたち同士の関りもさらに増えていきました。成長とともに自己主張やプライドも強くなり、時に自分の思いのたけをぶつけ合うこともありました。安心できる環境の中で自分の気持ちを外に表現することは成長するうえで大切な姿ですので、葛藤になりすぎないよう様子を見守りながら保育者が仲立ちし丁寧に対話していくことを積み重ねていきました。次第に相手にも同じような気持ちがあることやしたいことがあることに気付き、思いに納得したりと気持ちを自分で立て直すまでがスムーズになってきました。

「一緒にみてもいい?」「○○がやりたかったんだ」等伝え方の選択肢も増えたように感じます。

 

自分が大人に掛けられた言葉をよく覚えており、トラブルを見つけると「今使いたかったんだね」「ちょっと悲しかったね」「まだ使いたいみたいだから、少し待ってみようか」等様子をみて優しく声を掛けている姿もありますよ。そんなやりとりが微笑ましく感じるとともに普段の言葉遣いに気を付けていかなくてはと身が引き締まりました。

 

戸外に出ると物の自称や自然物などに五感を使って働きかけ、「これはなんだろうね…」「○○かなあ?」とみんなで身を寄せて気付きや不思議を共有し話し合う姿も。一つのものに「なんで?」「どうして?」とじっくり考え観察に親しんでいます。疑問にに寄り添って、一緒に考える関りをしていきました。

 

生活の見通しも持てるようになり、食事前の準備や着替えなど保育者が声を掛けると自分のタイミングで取り組もうとする姿も見られています。衣服を脱いだ後たたんでみようとする姿や、袋に入れて自分のロッカーにしまいに行くなど身の回りのことを自分でするようになってきました。

排尿の感覚も分かるようになり、パンツで過ごす子も増えてきました。

 

おままごとでは一人で黙々と作っていたものを「できたよー!座って食べてねー!」と友だちを呼んで振る舞ったり、「赤ちゃんお腹すいたんだって」と赤ちゃん人形も登場しそれぞれ自分の赤ちゃんをお世話していくなど、自分のイメージしていることを共有しながら遊びを展開しています。まだ並行遊びの段階ではありますが、時には囲いを作って遊びの空間を共有し、その中でやりとりを楽しむ姿もありますよ。

 

最初はお家の人と離れるのが不安だった子たちも少しずつ保育園が安心して過ごせるもう一つの居場所になっていき、保育者やお友だちと、自分を沢山表現し受け止めてもらいながら笑顔溢れる毎日を送っていましたね。子どもたちの中で「保育園楽しかったな」「こんなことしたな」と楽しい思い出があれば嬉しいなと思います。

別れは寂しいですが、それぞれ新しい環境にはばたく子どもたちが元気に笑顔溢れる毎日を過ごされるよう願っております。

保護者の皆様も、初めて預けるときは不安に思うこともたくさんあったかと思います。お仕事や家事、育児を両立しながらもお子様と一緒に元気なお姿で登園し、「行ってくるね!」「○○ちゃんも頑張ってね!」等お子様が不安に感じないよう声を掛けながら預けていく姿を見て私たちも頑張ろう、と元気をもらっていました。連絡帳でのやりとりや送迎時のおはなしも楽しいひと時でした。保護者の皆様と一緒にお子様の成長を見守ることができ、とても嬉しく思います。

改めて、園へのご理解とご協力本当にありがとうございました。