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2024.03.23

1年間を振り返って そら組

入園したときは不安を見せていたそら組の子どもたちも、友達との関わりを楽しみながら一緒に過ごす心地よさを感じている姿が多く見られるようになってきました。

 

 

今週は入園から心身ともに大きく成長したそら組の様子を振り返っていきたいと思います。

 

 

4月は一人遊びがまだまだ多かった子どもたちですが、自分のしたい遊びを安心できる環境の中で夢中で行ってきたことで、視野が広がっていき、友達の遊びに興味を持ち、模倣したり「一緒にやろう」と誘ったりする姿が見られています。保育者が仲立ちに入ることも少なくなり、イメージしていること、休日や園生活の中で経験したことを子どもたちで共有しながら遊びが展開されるようになりました。なりきって遊ぶ中で、自分の持ち物や玩具などで小道具を考えてより具体的に再現してみようと日々試行錯誤しています。思いが通じないことにもどかしさを見せることもありますが、保育者に思いを受け止められてきたことで、少しずつ自分で気持ちを立て直そうとする姿が見られるようになってきています。

 

 

 

積み木では一年を通して乗り物を作る姿が見られていましたが、立体的に表現するようになったり、電車に関連するものは何かなと考え、駅や踏切、線路などとイメージを膨らませていきながら、一人ひとりが大作を作り上げるようになりました。作品には、家族や友達に見立てたペグ人形を登場させて遊ぶ様子もあります。

 

 

 

身の回りのこともより自分でできるようになりました。衣服の着脱だけでなく、脱いだ服を畳んでみようとする姿があり、「こうしたらいい?」と保育者へ畳み方を確認しながら「畳めたよ!」と達成感や自信を見せています。食後のうがいも行うようになり、「さっぱりした」と口内が清潔になる心地よさに気付く様子があります。保育者と一緒に取り組んできたことで、身の回りのことを自ら行い、心地よく過ごすための力が身に付いてきている子どもたちです。

 

 

 

3月6日はお楽しみ給食がありました。

 

もう一度皆で食べたい給食をクラスで考えていた時に1月に行ったカレーライス作りが楽しかったという話になり、「カレーにしたい!」と決まりました。

カレーライス作りを振り返りながら「おいしい!」と味わっています。

 

 

 

 

毎日の生活の中で、様々なことを経験し、気づいたこと感じたことなどを保育者や友達と共有しながら興味を深めてきた子どもたち。

 

 

4月からは新しい保育園での生活が始まります。環境が変わることは子どもだけでなく保護者の方も不安があるかと思いますが、新しい環境で子どもたちが今度はどのような経験を重ねていくのか楽しみにして新年度を迎えたいですね!