2024.03.13
☆お楽しみ給食☆
いよいよ、今年度も残りわずかとなってきました。
ひとりひとり自分ペースで大きく、たくましく成長してきた姿に嬉しさを感じているこの頃です。
さて、今回はお楽しみ給食についてお伝えします。
毎年3月にそら組さん達が給食のメニューをを決められる日があります。それがお楽しみ給食です。
子どもたちは「自分たちでメニューを決めた給食」と特別感を感じてお楽しみ給食を心待ちにしています。
今年のメニューはおままごとでよく作っている「からあげ」大好きなしらすが入った「野菜のしらす和え」こちらも大好きななめことえのきが入った「味噌汁」でした。
前日に明日はお楽しみ給食であることを伝えると「やった!からあげだ!楽しみ!」と言っていました。1か月近く前に決めたメニューですが、自分たちで決めたこと、決めたメニューを覚えていたようです。飛び跳ねて全身で喜びを表現している姿からとても楽しみにしていることが伝わってきましたよ。当日には、楽しみで調理室の中を覗こうとする姿も見られました。
待ちに待った給食の時間がやってきました。給食を取りに行ってくることを伝えるといつもより素早い動きで食事の準備を済ませ、椅子に座って待っていました。「早く!早く食べたい!!」と楽しみで仕方がないようです。
運ばれてきた給食の匂いに「美味しそうな匂いがする」と言っていました。それを聞いていた子も、確かめるように匂いを嗅いで「本当だ!いい匂いだね」とやりとりしていました。
自分の前に給食が運ばれると、嬉しそうに食べ始め、どのメニューもみんなよく食べていました。中には唐揚げの美味しさに虜になり「美味しい」と呟いた後、黙々と食べ続ける子もいました。
自分たちで決めたお楽しみ給食は本当に美味しかったようです。
食育については、将来の食を営む力を育むため「楽しく食べる子どもに」という目標の下、日々保育者が関わっています。
食事を楽しみにし、温かく楽しい雰囲気の中で食事をすることで将来の食への意欲が育まれていきます。
食べることを楽しみ、友だちと食事を楽しみ合う姿の育ちが見られたお楽しみ給食でした。