先日、そら組さんではカレーライス作りを行いました。

数日前からカレーライスの絵本を読みながら、カレーライス作りを心待ちにしていたそら組さん。

「早く作りたい！」とやる気満々でした。

当日も、「カレーまだ？」と待ちきれない様子。

みんな揃ったら、早速カレーライス作りのスタートです！

まずは、お野菜はどうやってできるのかな？と土の中に植わっている様子を写真で確かめたり、

カレーライスの絵本で作り方をおさらいしていきます。

いつも食べている野菜のいつもと違う姿を見て、興味深く見つめる子もいました。

その後は、丁寧に野菜を洗っていきます。

土の付いたじゃがいもを、土が取れるまで丁寧にごしごしと洗う姿がとても頼もしかったです。

また、断面と表面の手触りの違いや模様に着目する子もいました。

子ども達の気づきに一つ一つ丁寧に応答し、保育者も一緒に観察していきます。

野菜を洗ったら、最後にタマネギの皮をむきます。

硬くてなかなかめくれない子も、保育者に助けを求めながら少しずつむいていきます。

むいてもむいても皮が出てくる面白さに、「もっとむきたい！」とすっかり夢中になっていました。

タマネギの皮をむいていたら、なんだか目が痛くなってきた…そんな変化に驚く様子も見られましたよ。

気が付けば机の上がタマネギでいっぱいになっていました。

下ごしらえが終わったら、あとは調理さんにバトンタッチ。

お給食の時間になると、美味しいにおいが漂ってきましたよ。

「早く食べたい！」と待ちきれない様子で給食の準備をする姿が微笑ましいです。

準備ができた子から「いただきます」と食べ始めました。

「○○ちゃんが洗った人参だ！」「タマネギの皮むいたね」と保育者やお友だちと会話を楽しみながら、お腹いっぱいカレーライスを食べました。

自分たちで作ったカレーライス。

空っぽになったお皿を見て「もっと食べたい」と悲しみを表現する子がいるほど、特別な経験になったようです。

おうちでも時間の許す限り、食材に触れたり、洗ったり、保護者の方と一緒に調理してみてはいかがでしょうか。