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2024.01.19

着脱 ほし組

今週はほし組の様子についてお伝えします。

 

自分の身の回りのものに興味を持ち探索する中で、着替え袋に入った衣類に気付き、袋から出すことを最初は楽しんでいる様子があった子どもたち。

 

愛着形成のできた保育者と一緒に日々の着替えを繰り返すうちに服は着るものということに気付き、袋からの出し入れの際に服を1枚ずつ手に取り、袖や裾から手を入れてみたり、足を通してみたりと様々な働きかけを試してみるようになっています。

 

着替えや排泄の際に自分で着脱しようとする姿に合わせて、保育者は1人ではまだ難しい部分を少し手伝いながら、子どもたちの『やりたい』という姿を見守るようにしています。少しずつズボンをずらして足を抜いたり、服を引っ張って頭を通したりと着脱できたことに喜びを感じ笑顔を見せています。

 

 

 

また、戸外活動が増えてくると、上着や靴下を履くことが外に出る準備であると気付いて、保育者が声を掛けると自分のロッカーに上着を取りに行ったり、靴下を着替え袋の中から探して手渡したりする姿があります。戸外遊びへの期待が着脱への意欲にも繋がっています。

 

 

 

 

着たい、履きたいという思いが高まることで”靴下”や”帽子”という言葉も保育者とのやりとりで覚え「くっく」「くくした」「ぼーぼ」等と言葉の獲得にも繋がっています。『着たいよ』という思いを子どもたちなりの言葉で伝えてくれるようになってきています。

 

 

自分でやりたいと試す姿は自立へと向かう大切な姿となります。子どもたち一人ひとりの姿に合わせて、一緒に行ったり見守ったりしながら、『やりたい』『できた』という子どもたちの気持ちに共感し関わっていきたいと思います。