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2023.12.02

11月室内装飾『小雪』

 

11月は室内装飾として『小雪』をテーマにコスモス、マリーゴールド、ほうれん草、みかんを飾りました。

小雪(しょうせつ)は、季節の指標である「二十四節気」の20番目の節気です。「わずかに雪が降る時期」という意味で、2023年は11月22日(水)〜12月6日(水)です。日中は春のように暖かな「小春日和(こはるびより)」になることもありますが、朝晩は気温が下がるので体温調節には注意が必要ですね。街では色づいた落葉樹が散り始め、山ではちらほら雪が降り出します。しかし、まだ雪の量はそれほど多くないことから「小雪」という名になったそうです。次の節気である「大雪(たいせつ)」が始まる12月7日頃には、山の峰に雪がかぶり、平地でも雪が降り始めます。小雪は、本格的な雪のシーズンに備える時期と考えてもいいですね。

 

 

こちらは、ほうれん草とみかんを観察した時の様子です。

興味津々な様子で手を伸ばす子ども達。ほうれん草を持ってじっと見つめたり、葉っぱの部分をちぎってみたり、思い思いの方法で関わっています。中には匂いを嗅いでいる子もいますね。五感を十分に働かせて感じ取っている様子でした。

 

 

みかんは子ども達にとって馴染みのある果物のようで玄関に飾ってあるみかんを発見すると「みかん!」と目を輝かせて指を差す姿が見られていました。みかんを嬉しそうに手に取ると手の中で転がすようにしながら観察しています。ヘタの部分やくぼみの部分に気付き指先で触れたり、皮を剥こうと親指を入れようとする姿も見られていました。少し穴が開いた部分からみかんの果汁が出てくることに気付いたり、匂いを嗅いで「みかんの匂いがするね」とお話しする子もいましたよ。

そら組の子ども達は皮剥きに挑戦です。白い筋も綺麗に取ろうと指先を器用に使っていました。「おいしそう~」「いい匂い」と顔を近づけている姿も見られ、思わず食べたくなっていたようです。

 

 

観察している近くにそっと図鑑を持って行ってみると「ほうれん草あるかな~」「みかんどこかな~」と図鑑と実物を照らし合わせてみようとする姿も見られていました。見つけると、「あった!」「一緒だね!」と保育者や近くのお友だちとやり取りも楽しんでいましたよ。

 

 

 

そら組では、十分に観察をすると今度はおままごとコーナーでお料理を始めていました。普段給食で食べている野菜なのでお料理と結びついたようです。手つきがとても様になっていますね。

 

季節の食材の観察を通じて、沢山の発見があったようです。室内装飾の観察は実物に触れる素敵な機会なので大切にしていきたいと考えています。来月も子ども達の新しい発見が楽しみです!