2023.11.24
室内遊び そら組
今週は、そら組の室内遊びの様子についてお伝えいたします。
そら組で過ごして7ヶ月が経ち、子どもたちの心身の発達や興味の変化が大きく感じられるこの時期。今まで以上に一つひとつの遊びの確立やスペースを保障するために室内の環境を改めて整えました。
初めは、新しい環境にソワソワとした姿も見られていましたが、数日経つと慣れてきて普段から行っていた自分たちの好きなもので遊ぶ姿が出てきています。
まずは、ごっこ遊びのコーナーからご紹介します。
以前からままごとを盛んに行っていた子どもたち。
新しい環境では、キッチン・座卓・テーブルを近くに設置したことで、キッチンで調理→座卓で盛り付け→テーブルで食べるという場所を分けての一連の流れが見られるようになりました。
子どもたちなりに“どうしたら使いやすいか”“どうしたらイメージ通りのものを作れるか”を考えながら場所を使い分けているようです。
以前は座卓で食べていましたが、広いテーブルで食べるようになったことで料理の品数も増えました。布を敷いてランチョンマットに見立てる姿もあり、家庭での経験や保育者とのやりとりからイメージが膨らんでいることが感じられます。
赤ちゃん人形との関わりも増え、作った料理を「赤ちゃんも」と言いながら座席を用意し「おいしいね」と共有する姿もありますよ。
先日のお弁当遠足での、特別な場所で一緒に食べるという楽しかった経験を思い出しながら、友達や赤ちゃんと“一緒に”食べることに喜びを感じているようです。
次は、積み木コーナーです。
子どもたちの作るものに合わせて数を増やし広いスペースを確保したことで、高く作るだけでなく、横にも広げて大きな作品を作るようになっています。
以前から乗り物を作る姿が見られていましたが、最近では“救急車と病院”“機関車と駅”のようにその乗り物に関連する物も一緒に作るようになり、スペースを広々と使って世界観を広げながら遊んでいますよ。
救急車と病院
汽車と駅
レッカー車が車を運んでいるところ
「これいる?」「うん!ここに置こう」
直方体の積み木を5ケース出していますが、こうしたいというイメージのもとに全て使い切り満足気な様子も見られるようになっています。
また、スペースを十分に確保できるようになったことで子どもたちの「作ったものを取っておきたい」という思いも、より保障できるようになりました。
今回の環境設定で大切にしたのは、キッチンや積み木コーナーを子どもたちが壁に向かって遊べるように設置したことです。
壁に向かって遊ぶことで周りで起きているたくさんの情報が入ってきにくく、より集中して遊び込めるようになります。
新しい環境で遊び込む中、遊びが展開されたり午前の遊びが午後まで引き続いたりしているそら組さんです。
今後も、午前と午後、昨日と今日のように遊びが連続し、様々な気付きに繋がるような環境設定や関わりを大切にしていきたいと思います。
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「みんなの頭の上にあるものは何?」
エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、
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その謎が明かされてゆく…。
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保育ショートムービー第二弾!
♡ハートの種明かし♡
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