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2023.11.24

☆そら組 身の回りのこと☆

肌に感じられる風も涼しさから冷たさに変わり、少しずつ冬の訪れを感じる頃。

 

さて、今回はそら組さんのことについてです。

そら組さんはほとんどの子どもたちが誕生日を迎えて3歳になりました。最近は身の回りのことを自分でやろうとする姿が増えてきているので詳しくお伝えしたいと思います。

 

 

洋服が汚れたり濡れたりしたときなど着替える必要があると感じたとき、自らロッカーから着替え袋を出してきます。そして、中から洋服を出して床に並べて「どれにしようかな?」と選び始めます。着たい洋服が決まると「これにする!」と笑顔で言いながら着替え始めます。

 

 

洋服を選んだら「ポケットは後ろ」「〇〇が前」と言いながら身に着けたり、前後間違えたときは「クルクルしよ」と回して直す姿が見られますよ。また、友だちと互いに手伝い合いながら着替えたり、隣に並んで「○○可愛いね」「○○あるね」と洋服を見せ合いやりとりしながら行う姿もあります。

 

 

 

 

粘土やクレヨンを使い終わった時など、手が汚れてしまったと感じると、自ら手を洗いに行きます。また、食事の前も「食べる!手洗う!」と自ら手を洗いに行きます。清潔な状態で食事をとることが当たり前になっているからこその姿です。

「バイキンさんいなくなったかな」「キレイキレイだよ」等と言いながら洗っていますよ。

 

 

   

 

食事の時に使うガーゼタオルも子どもたちが濡らして準備しています。やり始めた頃は「絞って」と頼んだり、濡らして絞らずそのまま持ってくる姿がありましたが、自分で絞れるようになりました。そんな友だちの姿を見て、今までガーゼタオルを準備しようとしていなかった子も最近はやろうとするようになってきています。

自分の準備が終わると友だちの分も準備しようと「やっていい?」と友だちに尋ねたり、「やって」と友だちにお願いする姿も見られます。

 

 

身の回りのことを当たり前に自分でやろうとする姿は、生活の中でやり方を教えてもらったからではありません。0歳児の頃から不快を快にしてもらう経験(汚れたら清潔になど)を日々繰り返してきたこと、愛着形成を基盤に「自分でしたい!」という思いを十分受け止められ、満足してきたこと、自分で出来た達成感を味わい、自信や満足感を持つこと、などたくさんの今までの育ちが土台となって、今の身の回りのことを意欲的に行う姿につながっています。

 

今後の成長を保護者の皆さんと共有し喜び合いながら、楽しみに見守っていきたいと思います。