１０月は『霜降』をテーマに玄関に柿と生姜を飾りました。

霜降とは、二十四節気のうちの一つで、朝晩の気温が一段と下がってきて、霜が降りることを意味しています。気温が下がり、氷点下になると、空気中の水蒸気が地表に凝結して霜になりますが、霜降はこうした自然現象を表しています。今年の霜降は１０月２４日です。霜降の時期はどんどん冬に近づいていきます。ビタミンが豊富な食材や体が温まる料理も取り入れて冷え対策もしていきたいですね。

柿…ビタミンＣを多く含んでいることから風邪の予防にもなる果物です。そのまま食べても良いですし、渋柿の場合は焼酎につけると渋みがなくなり美味しく頂けるそうです。

生姜…体を温める食材としてよくあげられますね。免疫力を高める効果もあるそうです。

少しずつ肌寒さも感じる頃ですが、子ども達とも季節の変化を感じながら過ごしていきたいと思います。お散歩に出掛ける際玄関に行くと柿を見つけ「かきだ～！」と目を輝かせていましたよ。生姜はあまり見慣れなかったようで「なに？これ」と不思議そうな表情でした。

さて、そんな１０月はつき組のお友だち１名がお誕生日を迎えました。先日お部屋でお誕生日会を行ったので、そちらの様子をお伝えしたいと思います。

「今日は〇〇ちゃんのお誕生日会をするよ」とお話ししながら椅子を並べていると、自分から椅子に座る姿や保育者のお膝の上に座る姿が見られていました。『何か楽しいことが始まる！』と期待を持っている様子が伺えますね。

♪「〇〇ちゃん、〇〇ちゃんはどこでしょう～？」と一人ずつお名前を呼びながら歌を口ずさむと「〇〇ちゃん、いた～！」「〇〇くん、ここよ～！」と子ども達。名前を呼ぶと「はーいっ！」と元気なお返事が返ってきました。最近では保育者とのやりとりに心地良さや楽しさを感じて『話したい』という気持ちが大きくなっています。又、他のお友だちへの興味も大きくなり名前を呼んでやり取りする場面も見られるようになりました。周りの視線が自分に集まり、満足そうな表情や少し照れたような表情も見られていました。

お楽しみは『どんぐりころころ』『大きな栗の木の下で』『やきいもグーチーパー』の季節の歌を楽しみました。手を叩きながら体を揺らしたり、保育者の身振り手振りを模倣しながら過ごしていました。中には鏡の前に立って踊りながら楽しむ姿も見られていましたよ。お誕生日の歌もみんなで歌い、最後にカードのプレゼントをしました。「渡したい」とお友だちが手渡してくれる場面も見られていました。

信頼する大人にいつでも受け止めてもらったり共感してもらったりする経験を積み重ね、自分をより表現したいと感じる姿が増えているつき組の子ども達。今回のお誕生日会では、そんな成長を感じる機会になりました。保護者の方にも普段の子ども達の姿を見ていただく機会になり温かく見守ってもらい子ども達も嬉しそうでしたね。

１０月のお誕生日のお友だち、お誕生日おめでとうございます☆