2023.10.31
10月室内装飾
今月は“秋の味覚”をテーマにしています。
飾った物:さつまいも、柿、しめじ、銀杏
「秋の味覚」とは、秋に旬を迎える食べ物のことです。
秋になると様々な食材が実り、食べる楽しみが増すことから「食欲の秋」「実りの秋」と表現されることもあります。「秋=食べ物がおいしい季節」と考えられるようになった背景には、動物が冬を越えるために、本能的に多くの栄養を取り込もうとする性質があるとも考えられています。
また、暑い季節を乗り越えて涼しくなった秋に、夏バテしていた身体の調子を取り戻そうとして自然と食欲が増し、食べ物をより一層美味しく感じるのかもしれませんね。
子どもたちの前に出す際は、様々に触れて試せるように半分に切ったものも用意しています。
一つひとつの食材の匂いをじっくりと嗅いでみたそら組さん。そのままの柿と半分に切った柿の匂いを嗅ぎ比べ、半分の方からだけ「甘い匂いがする」と気付いています。
また、しめじや銀杏の独特な匂いに顔をしかめる姿もありました。しめじを給食で食べるときはこのような匂いはしないのに、部屋中に広がる独特な香りに不思議さを感じていたようです。
そら組さんは、公園でイチョウの葉を拾った後に銀杏に触れています。さりげなく先程拾ったイチョウの葉を並べ「さっき見たイチョウの木にこの銀杏もなっているんだよ」と興味が広がるようなやりとりをしていくと興味津々に観察した子どもたちです。
つき組では、思い思いに食材に触れた後、柿をままごとコーナーに持って行き包丁で切ってみる姿があります。初めての切り心地に面白さを感じ夢中になっていましたよ。
銀杏からカラカラと音が聞こえることに気付き、振ったり転がしたりして音の聞こえ方を確かめる姿も見られていました。
ほし組でも、興味を持った食材に指先を使ってじっくりと触れています。
しめじをちぎること、銀杏を握ること、さつまいもを持ち上げること等一人ひとり興味のあることや働きかけ方が違っていたため、それぞれの興味を汲み取り発見や面白さを共有していきました。
各クラス五感を存分に使って秋の食材に触れることができました。
つき組・そら組では、午後おやつの「さつまいもバター」と「柿」を食べた後に室内装飾に触れたこともあり、保育者とのやりとりを通して食べたおやつと目の前にある食材が同じものだと結びつく姿もありましたよ。
これからの給食やおやつでも秋の味覚を存分に楽しんでいけたらと思います。
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エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、
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