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2023.09.30

【9月室内装飾】彼岸・秋分の日

 

今週は9月の室内装飾“彼岸・秋分の日”について紹介します。

 

二十四節気の一つでもある秋分の日は、太陽が真東から昇って真西に沈む日で、昼夜がほぼ同じ長さになります。秋分を過ぎると残暑も少しずつやわらぎ、冬に向けて段々と夜が長くなっていきます。この日を中心とした一週間が秋の彼岸であることから「祖先をうやまい、亡くなった人々をしのぶ」ことを趣旨として、1948年に国民の祝日として定められました。彼岸は、雑節のひとつで春と秋に2回あり、春分と秋分を中日とし、前後3日間を合わせて7日間を指します。彼岸の期間は、御萩・団子・のり巻き・稲荷寿司などを作り、仏壇に供え、先祖のお墓参りをする習慣があります。

玄関には【花・おはぎ】を飾りました。

 

ほし組では装飾を見つけると興味を示し、そばに来る姿がありました。一緒に観察を楽しんでいると花の部分を掴むようにしたり葉の部分に触れる様子が見られました。また、皿に盛ってあるおはぎをじっと見つめると指で触れてみたりしていました。「黄色いお花だね、お散歩のときには赤いお花を見つけたね」「おはぎの中にはあんこが入っていたね」と様子や感触を丁寧に伝えていきました。装飾や散歩の中で自然物や季節の植物等に興味を持って関わっていけるよう援助してまいります。

 

つき組では装飾を見ると積極的に手を伸ばし触れる中で感触を楽しむ様子や「黄色!」と花の色を言葉にしながら観察をしていました。一人一人が装飾を観察したり触れる中で五感を使って感じられるよう、感触や子どもたちの様子を言葉にする等、興味や発見に寄り添いながら丁寧に関わっていきました。今後も様々な活動をしていく中で五感を十分に使いながら関わっていけるよう、個々の興味や意欲に寄り添いながら関わってまいります。

 

そら組では装飾を見て「これ何?」と興味を示す姿がありました。観察をする中で「これは白!」「こっちは黄色だよ!」とお友だちや保育者に伝える様子や、花の匂いを確かめるようにして「いい匂いがする」と感じたことを言葉にしていました。指や手でおはぎの感触を確かめるようにして「ぷにぷにしてるよ」と伝える姿もありました。「本当だね、いい匂いがするね」と一緒に確かめながら発見に共感していきました。また、彼岸や秋分の日についても分かり易い言葉で伝えていきました。