フウセンカズラの観察☆オリオン組

2023.09.05

６月の中旬にオリオン組のお友だちがフウセンカズラ（風船葛）の種をまきました。厳しい暑さや激しい雨の中、巻きひげを持ち絡ませながらグングン伸び育っていくフウセンカズラ。緑がかった白色の小さな花を咲かせ、その後、紙風船のように膨らんだ袋状の果実を沢山つけました。「フウセンカズラの成長を見に行こう！」とオリオン組のお友だちは興味津々で外へ出かける準備を始めました。

子ども達の背丈ほどに成長し、可愛らしく思わず触れたくなるような袋状の果実を目の前にして、子ども達の目は輝き声を上げてしまうほどです。「あ！茶色のもある」育っていく中で色の変化があることを知ります。風船のような袋の果実の触り心地を確かめ、指に力を加えると「プスッ」と袋が破れ「あ！種が出てきた」と見せてくれました。若々しい黄緑色の袋には黄緑色の種が入っていて、茶色い色をした袋には黒い種が入っている・・実際触れてみることで発見をします。子ども達は実験・研究をしながら、手触り、重さ、大きさ、におい、など様々な感覚を直接的に体験し、植物の美しさや力強さ、はかなさ、可愛らしさなどに驚きや感動を味わい、心を動かされるような体験をしました。